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加計学園問題 「総理のご意向」発言は確認できず 再調査で山本地方創生担当相

6/16(金) 13:19配信

産経新聞

 山本幸三地方創生担当相は16日午前の記者会見で、国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり「総理のご意向」などと記された文書の存在について再調査した結果、文部科学省とのやりとりなどが記された8種類の文書が確認されたと明らかにした。一方で、調査では「『総理のご意向』などの発言は確認できなかった」としている。山本氏は「『総理の意向』などと言っていないことを再確認した。国民の疑念を晴らし、改革を断行しなくてはいけない」と述べた。

 内閣府の再調査は地方創生推進事務局の事務局長ら9人を対象にヒアリングを実施。パソコンの共有フォルダや対象者の個人フォルダも調べた。その結果、文科省の追加調査の対象となった文書のうち4件を確かめたほか、新たに4件が確認された。

 内閣府で確認された文書には、「広域的に」などの手書きの修正が加えられた文書が含まれていた。その文書に関連して「指示は藤原(豊)審議官いわく、官邸の萩生田(光一)副長官からあったようです」と記されたメールもあったが、このメールを作成した担当者は調査に対し「伝え聞いた曖昧な内容で、事実関係を確認しないまま発信してしまった」と話しているという。

 山本氏は記者団に対し「広域的に」などの修正が入った経緯に関し「私が判断した。一切、萩生田副長官からあれしろ、これしろというのはなかった」と説明した。

 一方、萩生田氏は16日午前の参院内閣委員会で「修正の指示を出したことはなく、文科省が公表したメールの内容は戸惑いを感じる」と語り、改めて指示を否定した。

最終更新:6/16(金) 13:19
産経新聞