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衆院青山宿舎建て替えへ 築55年で老朽化 平成30年度予算に調査費計上

6/16(金) 16:51配信

産経新聞

 衆院議院運営委員会は16日の理事会で、築55年で老朽化している衆院青山宿舎(東京都港区、40戸)の建て替えに向け、平成30年度予算に調査費を計上する方針を決めた。更地になっている九段宿舎跡地(同千代田区)に新しい宿舎を建てる方向で検討を進める。佐藤勉議運委員長は「全体的に100戸ほど足りない」と述べ、新宿舎建設に理解を求めた。

 青山宿舎は昭和37年に3棟の建物が完成した。間取りは2DK(46平方メートル)、家賃は約1万9千円で、40戸のうち38戸に議員が入居している。平成19年に現在の赤坂宿舎(同港区、300戸)が完成したことから一時閉鎖された。

 しかし、耐震化していなかった九段宿舎の閉鎖や、都内に自宅を持たない旧民主党議員が多く当選したことなどで宿舎不足となり、22年に使用を再開した。宿舎への入居は東京23区内に自宅がないことが条件となっている。

 衆院議員の宿舎は現在、赤坂と青山だけで、赤坂宿舎は空室が7戸ある。議員宿舎をめぐっては、都心の一等地に建設された赤坂宿舎の家賃が82平方メートルで約9万2千円(当時)で、「格安の豪華宿舎」と批判を浴びた経緯がある。

 佐藤氏は理事会後、記者団に「議員は地元を離れて『二重生活』を強いられる。豪華だとか豪華じゃないとか言われるいわれはない。宿舎のあり方は真剣に考えなければいけない」と述べた。

最終更新:6/16(金) 17:01
産経新聞