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バグダーディ容疑者の死亡情報 米国は「偽ニュース」も視野に慎重対応

6/16(金) 20:06配信

産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】「イスラム国」(IS)のバグダーディ容疑者の死亡情報について、トランプ米政権はロシア当局と連絡を取り合いつつ、独自のルートで確認作業を進めるとみられる。

 米軍は、シリアでISと戦う民兵部隊「シリア民主軍」(SDF)を支援する形でISが「首都」と称する北部ラッカの奪還作戦を進める一方、イラクでもISが立てこもるモスル西部でイラク政府軍のIS掃討作戦を後押ししている。

 情報が事実とすれば、米軍によるシリアとイラクでの一連の作戦にも有利に働くのは確実だ。一方で今後、アサド政権を支援するロシアがシリア情勢で主導権を握る恐れが高く、シリアの戦後処理の行方にも影響するのは避けられない。

 ただ、米主要メディアは、ロシアがハッカー攻撃で米大統領選に介入するなど、世界各地で大規模な「情報戦」を仕掛けている事実などを引き合いに、今回もロシアが国営メディアを通じて意図的に「偽ニュース」を流布している可能性もあると指摘。米政府も情報を慎重に分析する構えであると伝えている。

最終更新:6/16(金) 21:51
産経新聞