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女性ではクラミジアに次いで多い「性器ヘルペス」とは?

6/16(金) 19:50配信

All About

◆「性器ヘルペス」とは…女性ではクラミジアに次いで多いSTD

女性の性感染症(STD)の中でクラミジアに次いで多い「性器ヘルペス」。原因となる単純ヘルペスウイルスに感染しても、はっきりとした自覚症状がないまま、パートナーに感染させる力だけ持っている状態になることがあるため、自分が感染源である自覚がないままウイルスを蔓延させてしまう可能性があります。

外陰部の痒みと痛みを訴えて受診された既婚の患者様で、ご本人は明らかに性器ヘルペスの初発なのに、ご主人には全く何も症状がないというケースもありました。性器ヘルペスの原因や症状、治療・再発予防法について解説します。

◆性器ヘルペスの原因・感染経路

性器ヘルペスは、性行為による単純ヘルペスウイルス1型や2型のウイルス感染が原因。口唇に感染したヘルペスウイルスが、オーラルセックスにより性器に感染することもあります。

感染してすぐに症状が出る場合と、感染した時は症状が出ずに潜伏し、しばらく経ってから初めて症状が出る場合があります。そのため、感染源となった性行為と発症の時期がずれる事があります。

◆初発感染と再発性感染…性器ヘルペスの症状・潜伏期間

■男性の性器ヘルペスの症状
初発の場合、2~10日間の潜伏後に性器に痒みや違和感が出現します。さらに進行すると、小さな水ぶくれや潰瘍が複数でき、ヒリヒリする感じやしみるような痛みが出たり、足の付け根のリンパ節が腫れたりします。尿道から分泌物が出ることもあります。

再発の場合は、性器だけでなくお尻や太ももなどにも潰瘍ができることがあります。初発よりも症状は軽く、治療期間も短くなります。潰瘍ができるのと同時に、全身のだるさや足の違和感が出現することもあります。

■女性の性器ヘルペスの症状
初発の場合、2~10日間の潜伏後に比較的突然外陰部の痛みが出現します。外陰部に複数の水ぶくれや潰瘍ができ、排尿時にしみたり、痛みのせいで排尿や歩行が困難になることもあります。38℃以上の熱がでることもあり、足の付け根のリンパ節が腫れて押さえると痛みを伴います。ときに強い頭痛や首筋が硬くなるような症状が出たり、尿や便が出しにくいといった神経麻痺の症状が出ることもあります。

再発の場合、初発よりも症状は軽く、水ぶくれの数も少なくて済むことがほとんど。再発の前に、外陰部の違和感や太ももから足先にかけてのピリピリする感じなどの前兆がでることもあります。一度感染すると、ウイルスは体内に潜伏して完全に排除されることはないため、何度も再発してしまう場合があります。

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最終更新:6/16(金) 19:50
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