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競輪選手向けに自社ブランド「メダリストクラブ」のプロテクターシャツやレーシングパンツ等を製造販売していたメダリストプランニングが事業を停止

6/16(金) 11:32配信

帝国データバンク

 (有)メダリストプランニング(TDB企業コード984796763、資本金300万円、八王子市下恩方町1157-7、代表矢崎和良氏、従業員8名)は、6月3日までに事業を停止し、事後処理を會田翼弁護士(八王子市明神町4-1-12、井上法律事務所、電話042-642-7211)ほか1名に一任した。今後、自己破産を申請する方向。

 当社は、1979年(昭和54年)4月創業で、90年(平成2年)6月に法人改組したスポーツウェアの販売会社。代表は元競輪選手で、全国の競輪選手向けに専属デザイナーによる自社ブランド「メダリストクラブ」のプロテクターシャツやレーシングパンツ等を製造販売。レース負傷者の受傷部位を綿密に調査し、必要部位に防護具を配置したウェア類は選手から圧倒的な支持を得るなか、そのカラフルなデザインも相俟って、プロ選手の約95%やオリンピック選手が着用するほど普及、2011年7月期の年売上高は約3億8200万円を計上していた。

 しかし2011年、経済産業省の「競輪事業のあり方検討小委員会報告書」に基づき選手数を約1000名削減することが業界で決定し、2011年度に3173名(同局)だった競輪選手は2015年度には2380名(同局)にまで減少。この煽りを受け、2016年7月期の年売上高は約1億8500万円にまで減少していた。無観客の「ミッドナイト競輪」やネット投票などで競輪人気は回復傾向にあるものの、2015年7月以降の選手数は2300名程度で維持する業界計画のため、ゴルフウェアやランニングウェアの開発に進出していたが、資金管理に甘さが見られていた。金融機関からの支援を得ていたところ、簿外での市中金融からの借り入れが発覚し、今回の措置となった。

 負債は約1億円だが、流動的。

 ※代表者の「崎」は、正しくは立つ「崎」です

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