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【MLB】ダルビッシュが誇る驚異のデータ 登板中に打線が3得点以上で通算44勝4敗

6/16(金) 7:24配信

Full-Count

3点の援護があれば手術後は13勝無敗、「レンジャーズが攻撃的であれば彼は勝つ」

 今季14試合登板で6勝4敗、防御率3.03と安定した投球を続けるレンジャーズのダルビッシュ有投手。12日(日本時間13日)の敵地アストロズ戦では7回1安打1失点4奪三振3四球と快投。試合前までチーム打率(.277)メジャー1位だった強力打線を1安打に抑える圧巻の投球を見せた。2三振を喫した相手主砲のコレアも「偉大な投手」と脱帽した右腕はエースとしての役割を果たしており、登板中に3点以上の援護をもらった試合ではキャリア通算44勝4敗を誇ることを地元紙が伝えている。 

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 この試合では立ち上がりから3回1死まで7打者連続アウトに仕留める最高のスタートを切ったダルビッシュ。5回2死二塁でブレグマンに浴びたレフト前へポトリと落ちるタイムリーがこの試合唯一のヒットとなったが、これも完全に打ち取った当たりだった。 

 地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」は「レンジャーズのエース、ユウ・ダルビッシュはアストロズ戦勝利を確実にするため入念な準備をした」と題した特集記事で、「非常に簡単なことだ。ダルビッシュの登板で、もしレンジャーズが攻撃的であれば、彼は勝つのだ」と指摘。そして、ダルビッシュの抜群の安定感を示すデータを紹介している。 

「ダルビッシュの登板中にレンジャーズが最低3得点を記録した場合、彼は通算44勝4敗となっている。また、トミージョン手術復帰後は(同じ条件で)13勝0敗としている」 

 マウンドにいるうちに3点以上の援護をもらえれば、驚異の勝率.917を誇るという。しかも、昨年5月のトミー・ジョン手術からの復帰後に限れば、1度も負けていないというのだ。

「我々をワールドシリーズに導きたいと彼は考えている」

 また、記事では2日(同3日)の対戦でコレアに3ランを浴び、5回3失点で負け投手になっていたダルビッシュが、今回の登板に向けてアストロズをしっかりと研究していたという事実も紹介。ブロケイル投手コーチは、「彼は自分自身に非常に腹を立てていた」と2日の登板後の様子を明かしつつ、「彼は優れた投球を求めている。ファンやメディアにどのように受け取られるか分からないが、我々をワールドシリーズに導きたいと彼は考えている。マウンド上の彼はブルドッグだ。しかし、彼は時折張り切りすぎることがある。(終盤まで投げる)チャンスを損なうことがあるんだ」 と話したという。 

 先発投手は、試合前に捕手と試合の組み立てなどについて話し合うが、女房役のチリノスは「僕らが集まった時、彼はすでに自分自身の宿題を終わらせていた。そして、何か特別なことをしようというプランを考えたんだ」 と言及。同紙は「早いカウントでストライクを取り、ヒューストンを攻撃していた」と、ダルビッシュの前回対戦との違いを指摘した。ブルケイル投手コーチが「彼は以前よりもアグレッシブだった。このチームと対戦するときは、彼はこうするべきなんだ。好戦的な球をたくさん投げていたよ」と評価していたことも伝えている。 

 ア・リーグ西地区でアストロズに独走を許しているレンジャーズだが、ワイルドカード圏内とは1.5ゲーム差。逆襲のためには、エース右腕の安定した投球が必要不可欠だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6/16(金) 11:43
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