ここから本文です

初陣で「勝つ」 福島県内初、女子高生ボクサー16日から東北高校選手権に

6/16(金) 8:39配信

福島民友新聞

  福島成蹊高3年の田畝佳也乃(17)=福島市=が16日から山形県体育館で開催される東北高校選手権大会ボクシング競技に出場する。

 福島県ボクシング連盟によると本県女子選手の出場は初めて。県内初の女子高生ボクサーは「東北で勝つ」と闘志を燃やしている。

 5月27日にいわき市で開催された県高体ボクシング競技の女子フライ級にただ1人出場。

 相手がいなかったためリング上で勝ち名乗りを受けるだけだったが、注目の女子高生ボクサーに男子選手や応援席から温かい拍手が送られた。

 会場では、栃木県の女子高生選手との公開スパーリングも行われ、階級が上の相手にも一歩も引かず引き分けた。

 田畝は中学2年の時に体を動かすフィットネス感覚でボクシングを始めた。1年後、入門する野宮フィットネスボクシング(福島市)の野宮正城代表(45)から実戦をすすめられ、スパーリング大会に出るとますます競技にのめり込んでいった。

 「試合に出てみたい」。スパーリングでは物足りなくなり、高校最後の年に公式戦デビューすることを決意した。

 試合にベストな体重で臨むために、昼食、夕食は炭水化物を取らず、大好きな甘い物も控えた。野宮代表は「まだまだこれからだが右の一発が当たれば強い」と評価し、東京五輪出場もひそかに願う。

 「色んな人が応援してくれて自分の糧になる」と田畝。将来の夢は児童福祉士。強さだけでなく優しい心も併せ持つ女子高生ボクサーの活躍に期待だ。

福島民友新聞

最終更新:6/16(金) 8:58
福島民友新聞