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千々石海水浴場が閉鎖 雲仙市「安全確保できない」 砂が減少、石露出

6/16(金) 10:17配信

長崎新聞

 長崎県雲仙市は15日までに、同市千々石町の千々石海水浴場を閉鎖すると発表した。砂の減少で海底の石が露出し、利用者の安全を確保できないと判断した。

 市は海水浴場の閉鎖に伴い、シャワー室や更衣室の運営を取りやめる。遊泳はできるが、事故の場合は責任を負わないという。

 市によると、安全確保のため約5年前に砂を運び入れて対応した。今後も継続的に砂を補充すれば費用がかさむという。砂の減少は海流の影響などが考えられるが、明確な原因は不明。

 同海岸一帯は江戸時代に防風・防潮林として松の木が植えられた。「日本の自然百選」などに選ばれている名所で、約50年前に海水浴場が開設された。昨年は市内外から2千人以上が訪れた。

 近くで農産物直売所とカフェを運営する沖田慎太郎さん(41)は「夏の売り上げに影響するのは必至。歴史ある海水浴場なので、市は砂浜維持に努めてほしい」と話した。市は景観保全の整備を続けるが、海水浴場を再開する予定はないとしている。

長崎新聞社

最終更新:6/16(金) 10:17
長崎新聞

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