ここから本文です

コブハクチョウのひな5羽誕生 倉敷・美観地区に4年ぶり

6/16(金) 18:39配信

山陽新聞デジタル

 みなさん、はじめまして―。岡山県倉敷市美観地区の倉敷川で、コブハクチョウのひな5羽が生まれた。産声を上げたのは4年ぶり。親鳥の羽の下に潜り込んだり、後をついて泳いだりと愛らしい姿をみせ、観光客らを笑顔にしている。

 5羽は、2007年に市が兵庫県の動物園から寄贈を受けて同川で飼育するソラ(雄、10歳)とユメ(雌、同)の子どもで、性別や体長は不明。グレーや白色の産毛に包まれ「ピー、ピー」と鳴きながら両親のそばを活発に動き回っている。

 市観光課によると、毎朝えさやりをする飼育担当者が4月下旬、レストラン亀遊亭(同市中央)裏の川辺の巣で卵を温めるユメの姿を確認し、今月14日にひなを目撃した。ソラとユメのつがいは14年以降、卵を外敵に襲われるなどして子宝に恵まれなかったといい、同課は「無事にひなの鳴き声を聞くことができ一安心」とする。

 5羽は将来的に引き取り手を探して託す方針。倉敷川沿いで知人と眺めていた岡山市内の大学4年の女子学生(22)は「上野動物園でのパンダ誕生に続く“おめでた”話題に触れられ、とてもうれしい。元気に成長してほしい」と話していた。