ここから本文です

トラック架装の日本フルハーフ、ウィングルーフ車と温度管理車の生産能力増強

6/16(金) 6:02配信

鉄鋼新聞

 日本軽金属グループのトラック架装メーカーである日本フルハーフ(本社・神奈川県厚木市)は15日、ウィングルーフ車と温度管理車の生産能力を増強すると発表した。今年10月までにウィングルーフ車の生産ラインを2直体制とし、生産能力を3割引き上げる。併せて温度管理車の能力増強も推進し、需給のタイト感が高まるトラック架装品の安定供給体制を強化する。

 トラック架装を取り巻く需要環境は、新排ガス規制の制定による買い替え需要や東京オリンピックに向けた配送ニーズの高まりなどを背景に好調な需要が続いている。日本フルハーフに対する引き合いもこの高水準で推移していたため、今年3月には架装納期が長期化していた「ザ☆冷凍車」「バントレーラ」「コンテナ」の生産能力の増強を実施した。しかしながら、トラックメーカーの「ポスト・ポスト新長期規制」対応車両への切り替えにおいても、旧型車の車体架装が追いついておらず、国土交通省からその登録の猶予期間を設けられている状況となっている。こういった状況の正常化を図るべく、さらなる能力増強を判断した。
 日本フルハーフは今回、主力製品であるウィングルーフ車の生産量を増強するため、本社厚木工場ラインの2直体制化を決定。今年10月からは生産能力が3割拡大する。同時に温度管理車についても納期が伸びているため生産ラインの合理化や生産性の向上を図り、生産能力を拡張する。
 トラック架装品にはアルミ押出材が活用されており、日本フルハーフはアルミ素材を日軽金グループの日軽金アクトから調達している。両社は共同でトラック架装部品の供給能力増強に取り組んでおり、目先もグループの連携を深めていく方針を示している。

最終更新:6/16(金) 6:02
鉄鋼新聞