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ティラミス、ナタデココ、パンナコッタ。大ヒットデザートの陰にはいつもデニーズがいた

6/16(金) 15:40配信

ホウドウキョク

アメリカ発、コーヒーショップスタイルの「デニーズ」VOL.3

デニーズの強みといえば「デザート」メニューの充実ぶり、という印象を持つ人も多いのではないか? というのも、いまでこそ当たり前になったティラミス、ナタデココ、パンナコッタという大ヒットスイーツを世に知らしめたのが何を隠そうデニーズだったのだ。

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デニーズが北イタリア生まれのチーズケーキ「ティラミス」をデザートメニューに加えたのは1986年。バブル真っ盛りの時代で、外食業界はイタ飯ブームに沸いていた。

初代ティラミスは当時の開発担当が航空会社のキャビンアテンダントさんから「イタリアで流行っている」と聞き、導入したという。スポンジケーキをアイスコーヒーに浸してバニラアイス、カスタードソースを合わせ、オレンジリキュールで風味をつけたもの。その後流行となる形とはずいぶんイメージが違う。

さらに1990年には、マスカルポーネチーズとエスプレッソをしみ込ませたスポンジケーキを交互に重ね、上からココアパウダーをかけたものに進化した。この年に雑誌『Hanako』で紹介されると、爆発的な勢いで売れ始める。

「一方で、1992年に販売したナタデココは女子高生たちの口コミをきっかけに人気となりました」(セブン&アイ・フードシステムズ販売促進部・諏訪美紀子さん、以下同)

ナタデココは仕入れの担当者がフィリピン旅行の際にたまたま見かけて、「イカみたいな食感で面白いじゃないか」と持ち込んだもの。人気のピーク時は1店舗で1日150食ほど注文があり、売り切れ続出状態だったという。

つるんとした口当たりが特徴のパンナコッタは1993年にメニュー入り。この大ヒットで「デニーズといえばデザート」というイメージが定着することになる。

「魅力的な食材や食べ方をご提案することで一人でも多くの方にデザートの魅力を知っていただきたいという思いから、常に新しいメニューに挑戦する姿勢につながっているんだと思います」

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最終更新:6/16(金) 15:40
ホウドウキョク