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静岡の高校生が再生願い『桜』植樹 広野で被災地の現状を学ぶ

6/16(金) 10:57配信

福島民友新聞

 静岡県沼津市の桐陽高の1年生115人が15日、総合学習の一環として浜通りを1泊2日の日程で訪れ、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から6年を経て復興へと歩む被災地の現況を学んでいる。訪問先の広野町では、生徒が地域再生への願いを込め、河津桜の苗木100本を記念植樹した。
 植樹場所は、復興拠点として津波被災地の再開発を進めているJR広野駅東側地区。生徒は駅前広場の整備予定地など3カ所に分かれ、苗木を植え付けた。
 遠藤智町長は「桜が咲き誇る中で未来へ縁をつなぎたい」と歓迎。作業を終えた男子高校生(15)は「被災地を実際に見て、被害の大きさを肌で感じた」と感想を語り、女子高校生(16)と女子高校生(15)は「町の活性化に協力できてうれしい。桜が咲くころに見に来たい」と声を弾ませた。
 桐陽高は毎年の文化祭で約50万個の空き缶を集めてアートを飾っている。空き缶を換金し、バザーの益金を加えて被災地に義援金を贈ってきた。2015(平成27)~16年にはいわき市の仮設住宅で暮らす広野町の住民に特産の干物を届けた。河津桜の購入費にも充てられた。
 一行は、いわき市に宿泊、16日に市内を視察する。

福島民友新聞

最終更新:6/16(金) 10:57
福島民友新聞