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「共謀罪」巡る請願、参院での法案可決受け不採択 南足柄市議会、山北町議会

6/16(金) 6:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 いわゆる「共謀罪」法案の廃案や慎重審議を求める意見書を政府に提出するよう要求する請願や陳情の審査が15日、山北町議会と南足柄市議会の各常任委員会で行われた。常任委開催の直前に、法案が参院本会議で成立したことから、請願は「不採択」、陳情は「不了承」となった。

 山北町議会は総務環境常任委員会を開き、12年ぶりに提出された請願2件を審査した。共謀罪法案の制定に反対、または慎重な審議を求める意見書の提出を要求する請願では、紹介議員が趣旨を説明した後、小栗直治委員長が「法案が参院で可決し、反対や慎重審議の意見書を提出することが意味をなさなくなったため、不採択としたい」と判断。異議は出ず、採決の結果、賛成多数で不採択となった。

 終了後、小栗委員長は「昨日までは委員の意見を集約して決めたいと思っていたが、法案が可決したため、意見書を提出しようがなくなった」と説明。請願を提出した農家の男性(40)は「あっさり終わってしまった。せめて委員それぞれの考えを聞きたかった」と話した。

 一方、南足柄市議会も総務福祉常任委員会を開き、山北町に提出された請願と同様の趣旨の陳情を審査。委員が意見を述べた上で、採決の結果、賛成多数で不了承と決まった。

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