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県営団地で石綿対策の効果を緊急点検へ

6/16(金) 15:56配信

カナロコ by 神奈川新聞

 発がん性のあるアスベスト(石綿)を使った公営住宅が全国で2万2千戸以上確認された問題で、県は14日、県内の県営住宅で石綿対策を講じている5団地の緊急点検を実施すると発表した。1988年に実施した対策工事の効果を改めて確認する。

 県によると、現存する県営住宅217団地のうち石綿が使われているのは、▽千丸台(横浜市保土ケ谷区)▽久末(川崎市高津区)▽亀井野(藤沢市)▽鶴ケ丘(横須賀市)-の4団地の計505戸と、河原町団地(川崎市幸区)の共用廊下の天井部分。

 大半が60年代に建設された団地で、88年に封じ込め・囲い込み工事を実施し、2005年と08年の点検でも異常は確認されていない。当時の工事は計9団地で実施したが、残る4団地はすでに取り壊されている。

 また県は、県営住宅の石綿使用状況などについて情報を提供する相談窓口を開設し、居住者や過去の入居者らの不安解消を図る。窓口は、県住宅営繕事務所電話045(311)8110。