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「ベトナムからの観光客をスタジアムに」 フロンターレが人材育成にひと役

6/16(金) 17:02配信

カナロコ by 神奈川新聞

 東南アジアを中心にグローバルな人材育成に力を入れている「スパイスアップ・ジャパン」(東京都千代田区)は、サッカーJ1に所属する川崎フロンターレと提携し、若者がリアルなビジネス体験ができるミッション型海外インターンシッププログラム「M:I Football (エムアイフットボール)」を行っている。第1弾は今春にベトナム・ホーチミン市で実施。第2弾は9月4日から8日まで実施する予定で、参加者を募っている。

 川崎フロンターレはこれまでもベトナムで現地のクラブチームと親善試合や指導者交流などを展開しているが、今春に初めて同社と連携し、インターンシップ企画を実施した。参加者は「ベトナムから川崎への観光客を、川崎フロンターレの試合に送客せよ」などのミッションを与えられ、実現に向けて奮闘することになる。

 今春の同プログラムに参加した専修大学商学部4年の岩崎将太さん(21)は「最終面接での、ボディーランゲージが印象的」と評価され、企業への内定が決まったという。「ベトナムで得た経験が日常に生かされている」と話している。
 立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部3年の竹内天馬さん(20)は「プログラムでは、物事を複数の視点で考えることの大切さを学びました。多角的に考えることで次の行動がより有意義なものとなるということを実感できた」と充実した日々を送ったよう。

 主催・運営、兼講師を務めるスパイスアップ・アカデミア取締役の四方健太郎さん(37)は「最初はおどおどしていた学生たちが、日に日に成長していく姿が印象的でした。ミッション(ビジネス課題)に真剣に取り組むことで成果が出て、自信につながっていく。普段は接する機会がないような他大生や外国人とのコミュニケーションは彼らの今後の財産になったと思います」と振り返る。「サッカーという世界共通言語が国境、国籍、大学間、いろんな垣根を越えて、人がつながり新しい価値を生んでいくのを実感した。興味のある人はぜひ参加して」と呼びかけている。
 参加費用は15万円。問い合わせはスパイスアップ・アカデミア 電話0704-209-8439 電子メール info@spiceupac.com