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かつて沖縄にあった鉄道…その「駅跡」を国登録記念物に 文化審が答申

6/16(金) 21:10配信

沖縄タイムス

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は16日、「沖縄県鉄道与那原駅跡」(沖縄県与那原町)を新たな登録記念物(遺跡関係)に登録するよう松野博一文部科学相に答申した。近く官報に記載されて正式に認められる。

 県内の登録記念物は、今回を含め5件(遺跡関係では2件)となる予定。

 県鉄道は大正時代から1945年の沖縄戦まで、本島中南部で営業していた。線路幅が狭い軽便鉄道で、県内では「県鉄」「ケービン」と呼ばれて親しまれた。

 与那原駅舎は沖縄戦で大部分が破損したが、戦後は与那原町役場などとして利用された。2014年には駅舎が復元され、町立軽便与那原駅舎展示資料館になっている。資料館の後方には、当時の柱の根元が9本残っているほか、復元の際に発掘されたレールもある。

 登録の対象は、柱やレールを含む約1600平方メートル。

 与那原町の當山健教育長は「近代交通の歴史でもある駅舎跡が登録されたことにたいへん喜んでいる。今後は平和教育の場としても活用していきたい」と話した。

最終更新:6/16(金) 21:10
沖縄タイムス

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