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「食感いい」と人気 ラッキョウの収穫最盛期

6/16(金) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市向山(旧大塔村)でラッキョウの収穫が最盛期を迎えた。山間の小さな産地ながらも、市場や産直店などで「小ぶりで身が締まり、食感がいい」と人気。今月下旬まで続く。

 向山の傾斜地にある畑では昔から主に、サトイモやサツマイモが栽培されている。水はけが良く、乾燥した畑で、「味がいい」と評判だという。昭和60年代になって農家3戸がラッキョウの栽培も始めた。サトイモと同じく、この地に適し、味良く育つと評判を呼び、栽培する人が増えていった。

 いずれも自宅周辺の傾斜地にある小さな畑で栽培する。高齢化もあって栽培農家は10年ほど前と比べると半減しているが、それでも14戸が続けている。

 川根保平さん(85)、幸子さん(82)夫妻は5月下旬から収穫を始めた。収穫後は一つずつ根や葉を切り取り、洗って皮を剥ぎ、大中小に分けて1キロずつ袋詰めする。1週間に3日ペースで田辺市内の青果市場に出している。時期も作柄も平年並みで、川根さんは「作業は大変だが、今年もなんとかまとまって出荷できる。子どもたちにあげると喜んでくれるので、それも楽しみ」と話している。

 市場からは地元の青果店などに回る。「白くきれいだし、小ぶりで味がいい」と好評だという。

最終更新:6/16(金) 17:01
紀伊民報