ここから本文です

「不器用、それが僕の武器」 画業70年、村田省蔵さんトーク

6/16(金) 2:07配信

北國新聞社

 金沢出身の日本芸術院会員、村田省蔵さんの洋画展「画業70年の軌跡」(本社主催)のギャラリートークが15日、北國新聞交流ホールで開かれた。この日、米寿を迎えた村田さんは自身について「何でも描ける画家でもない。写真のようにきれいに描くこともしない。僕は不器用だけど、それが武器だ」と評した。

 村田さんは1945年、第1回現代美術展鑑賞を契機に画家を志し翌年、金沢美術工芸専門学校(現金沢美大)に入学。文化勲章受章者の小絲(こいと)源太郎氏を慕って上京した。

 兼六園を描いた「杜若(かきつばた)」は、曲水の位置などが実際の風景と異なることに触れ「見た通り描いても心が動かされない。小下絵を何枚も作って面白いものを描くのが絵画だ」と話した。

 この日は、県工高美術部の15人が団体鑑賞に訪れた。洋画展は20日まで。

北國新聞社

最終更新:6/16(金) 2:29
北國新聞社