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楽天則本世界新ならず「チーム勝たせられず悔しい」

6/16(金) 7:54配信

日刊スポーツ

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト6-2楽天>◇15日◇神宮

 楽天則本昂大投手(26)の世界新記録達成は、かなわなかった。ヤクルト3回戦(神宮)に先発し、7回7安打6失点(自責4)で降板。三振は8個で、連続試合2ケタ奪三振記録が「8」でストップした。前回8日のDeNA戦で8試合連続2ケタ奪三振を記録し、日本プロ野球の単独新記録を更新すると同時に、99年のペドロ・マルティネス(レッドソックス)らが持つ大リーグの最多タイ記録に並んだ。9戦連続2桁奪三振を目指したが、2個が遠かった。

【写真】ヤクルト対楽天戦で始球式を行う剛力彩芽

 則本 記録はいつか途切れる。それよりもチームを勝たせられなかったことが悔しい。

 中盤から崩れた。同点の6回に単打と四球で2死満塁のピンチを招き、勝ち越し打を献上した。暴投でも失点を喫した。「10K」まであと2つとした7回には、1死二塁から相手投手・原樹の犠打を三塁へ悪送球。自らの失策で失点を許した。今季最多の3暴投と自慢の制球が乱れ、マウンドを降りた。「ミスも重なって失点して。負けて当然だと思う」と唇をかんだ。

 これまでの8戦中、初戦・4月19日西武戦以外の7戦は、チームが勝利していた。自身も7連勝と、三振と白星を並行させてきた。三振の記録とともに、自身の連勝記録もストップ。今季2敗目となった。則本は、常々言ってきた。「三振は取れたらいい。でも個人の記録よりもチームの白星の方が大事」。だからこそ、悔しさがあふれ出た。【栗田尚樹】

 ◆大リーグでは 連続試合2桁奪三振の最長は8試合。99年ペドロ・マルティネス(レッドソックス)と、クリス・セール(現レッドソックス)がホワイトソックス時代の15年と今季の2度記録している。

最終更新:6/16(金) 8:39
日刊スポーツ

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