ここから本文です

蛯名レヴァンテライオン復活Vアシストだ/函館SS

6/16(金) 9:39配信

日刊スポーツ

 今週開幕の北海道シリーズ(函館、札幌)に蛯名正義騎手(48)が05年以来、12年ぶりにフル参戦する。日曜メインの函館スプリントS(G3、芝1200メートル、18日)はレヴァンテライオン(牡3、矢作)と初コンビ。昨年の函館2歳S覇者を復活に導くか注目だ。

 勝負師が津軽海峡からの海風を受けながら調教に励んでいる。デビュー31年目の大ベテラン蛯名騎手が3度目の函館フル参戦。「12年ぶり? そんなになるのか」。さらに前は89年と聞かされると「へぇ~」と驚きの声を上げながらも、白い歯を見せた。「夏はずっと美浦と福島、新潟を毎週往復してきたけど、今年は滞在することで移動の時間を減らして、自分の時間をつくってみようと思った。やる仕事はいつでも同じだけどね」。

 札幌出身の道産子ジョッキーは函館の通算成績が227戦30勝。05年は19勝を挙げてリーディング争いをし、2着の差で2位となった。「勝ち負けや数字は競馬だから思い通りにはいかないけど、スタンスは変わらない」。どんなレースも勝ちたい。その強い思いを騎乗で表現する。「(89年の)最初の時は毎朝10頭近く調教に乗って、レースの時間は眠くなるほどだった。以前は福島、新潟も滞在して競馬していたけど、今は滞在するならここ。俺も年をとったし、街も変わったと思う」。柔和な表情だが、がむしゃらさを思い出す場所であることは間違いない。

 追い切りに騎乗したレヴァンテライオンには「2歳のときに連勝しているコース。乗りやすい馬だし、ここで走っていたことを思い出してほしい」と期待する。函館SSは05年プレシャスカフェで9着、11年アンシェルブルーで3着。当地重賞制覇なら03年函館記念エアエミネム以来の2勝目になる。ファイターが北海道シリーズを盛り上げる。【木南友輔】

最終更新:6/16(金) 11:20
日刊スポーツ

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ