ここから本文です

米上院司法委も調査乗り出すか、トランプ大統領の司法妨害嫌疑

6/16(金) 23:02配信

Bloomberg

トランプ大統領によるコミー前米連邦捜査局(FBI)長官解任について、超党派の上院司法委員会も調査に乗り出す方向で調整している。民主党は司法妨害の有無を追及するべきだと主張しており、トランプ大統領にとって新たな頭痛の種になりそうだ。

上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長(共和)とダイアン・ファインスタイン議員(民主)は調査範囲について調整しており、合意がまとまりつつある。

ファインスタイン議員は15日、同委員会ではセッションズ司法長官とコミー氏、およびFBI長官時代のコミー氏の同僚らから話を聞く必要があるとして、任意の証言に応じないならば強制的な措置が必然になるだろうと述べた。グラスリー委員長は召喚状を送るかどうかについて、ファインスタイン議員との調整がまとまるまではコメントを控えるとした。

トランプ大統領に関連した調査としては、モラー特別検察官によるロシア疑惑関連の捜査が脚光を浴びている。この捜査は範囲を拡大し、今では大統領が司法妨害を試みたどうかも焦点に加わったもよう。FBIにマイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の捜査から手を引かせるために大統領が影響力を行使したのか調べるため、モラー特別検察官は米情報当局のトップ2人を聴取する計画だと、事情に詳しい関係者3人が明らかにしている。

一方、議会では上院情報特別委員会によるロシア選挙介入およびトランプ陣営との共謀の可能性に対する捜査が注目されている。これと並行して下院情報委員会でも独自の調査が行われている。

トランプ大統領は16日朝、「7カ月もの時間をかけて私の『ロシアとの共謀』について調査と公聴会をしておきながら、一切の証拠を誰も挙げられていない。嘆かわしい!」とツイッターに投稿。捜査は「魔女狩り」であり、自分への批判は「でっち上げ」だと非難した。

原題:Trump Faces Another Senate Probe as Judiciary Panel Gears Up (1)(抜粋)

Steven T. Dennis

最終更新:6/16(金) 23:02
Bloomberg