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〔ロンドン外為〕円、110円台後半(16日)

6/17(土) 1:30配信

時事通信

 【ロンドン時事】週末16日のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ1ドル=111円台前半まで下落後、さえない米経済指標を手掛かり110円台後半に買い戻された。午後4時現在は110円65~75銭と、前日同時刻(110円55~65銭)比10銭の円安・ドル高。
 円は欧州時間の朝方、米長期金利の上昇を眺めて111円10銭近辺から同30銭台に下落。正午すぎには同42銭まで下げ幅を広げたが、その後発表された米住宅着指標が市場予想を下回ると、米金利が低下に転じてドル売り優勢となり、円は110円65銭まで買い戻された。
 英CMCマーケットのアナリスト、デービッド・マッデン氏は「弱い米住宅指標後にドルが沈んだ」と指摘した。
 一方、スイスクオート・バンクのアルノー・マッセ氏は大規模緩和を維持した日銀について「日銀は(現在の)金融政策を当面維持する以外に選択肢がなかった。デフレ圧力が依然大きく、緩和策の中で身動きが取れないように見える。日本は円の上昇圧力を減らすため、米国との金融政策の違いを中期的に拡大するよう努めるものと思われる。もっとも、われわれの意見では米景気は過大評価されており、(先行き次第では)再び円買いの引き金が引かれるかもしれない」と指摘した。
 ユーロは1ユーロ=1.1195~1205ドル(1.1145~1155ドル)。対円では同123円90銭~124円00銭(123円25~35銭)。
 ポンドは1ポンド=1.2795~2805ドル(1.2755~2765ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9725~9735フラン(0.9745~9755フラン)。

最終更新:6/17(土) 2:28
時事通信