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【全米オープン】松山82→8位V圏 超爆7バーディー・ノーボギーで2差5アンダー

6/17(土) 12:09配信

東スポWeb

【ウィスコンシン州エリン16日(日本時間17日)発】「全米オープン」2日目(エリンヒルズGC=パー72)、82位から出た松山英樹(25=LEXUS)が猛チャージでリーダーボードを駆け上がった。1、2番を連続バーディーでスタートするなど、7バーディー、ノーボギー。メジャーの自己最少スコア「65」を叩き出し、一気にV圏の5アンダー、8位タイに浮上した。首位は7アンダーでポール・ケーシー(39=英国)ら4人が並んだ。

 午後になっても、比較的穏やかなコンディションのなか、松山が圧巻のプレーを見せた。まずは1番パー5、2打目をグリーン手前のカラーまで運び、イーグル逃しのバーディーを奪うと、距離の短い2番パー4もティーショットを残り25ヤードまでかっ飛ばす。アプローチは1・5メートルにつけ、連続バーディーで追撃態勢に入った。

 4番パー4でも2メートルのチャンスをものにすると、ここからはパッティングも冴え渡る。6番パー3では5メートル、8番パー4では7メートルを沈めてバーディー。7番パー5は残り63ヤードからの第3打を50センチにつけてバーディーとしており、6番からは3連続バーディー。スタートから8ホールで6バーディーの驚異的な快進撃で、瞬く間にトップ10に名を連ねた。

 全米オープンの9ホール最少スコアは「29」。タイ記録がかかった9番パー3、9メートルのバーディーパットはわずかにカップの右を通過したものの、前半を6アンダー「30」で折り返した。

 同組のリッキー・ファウラー(28=米国)は昨年の「フェニックス・オープン」で米ツアー2勝目を挙げた際、プレーオフを争った同年代のライバル。最終日には母校・オクラホマ州立大のカラーであるオレンジを着用することで知られる。

 対する松山の母校・東北福祉大ゴルフ部のチームカラーは黄色。「フェニックス・オープン」の最終日はファウラーと争った昨年も、連覇を果たした今年も黄色のシャツを身に着けた。この日、2日目にして黄色のシャツで登場したのは巻き返しにかける気持ちの表れだったのだろう。

 後半に入っても、ショット、パットの好調は続く。フェアウエーを外したのは1度だけで大きなピンチはなくノーボギー。13番パー3では8メートルのバーディーパットを沈めて、スコアを伸ばした。11番パー4では2メートルのバーディーパットがカップに嫌われるなど、惜しい場面もあり、内容的にはさらにビッグスコアが出ても不思議はなかった。

 これまでのメジャーでの松山のベストスコアは2015年「マスターズ」最終日などでマークした「66」。アマ時代の2度の「マスターズ」を含め、19試合目となるメジャーで自己ベストを1打更新した。

 初日にあった首位との9打差は一気に縮まり、わずか2打差。AON、倉本昌弘、丸山茂樹ら、歴代の日本人ゴルファーが誰もなし得なかったメジャー制覇が一気に現実味を帯びてきた。

【松山の話】久々にいいスコアが出てうれしい。(このところ)出だしは良くても、途中で悪くなることが多く、そのまま60台中盤というのはなかったので…。このコースならこれぐらい出るという見当通りのスコアが出てホッとした。

 パッティングは(初日と打ち方を)大きく変えた。ショットは朝の練習であまり良くなくて、これでいいかなという感じでスタートした。

 1、2番のバーディーでいけると思ったけど、3番の2打目をミスして今日もダメかと思った。すぐに4番で取れたのが大きかった。まだ不安があるなかで、うまく回れたと思う。

 1日でこれだけ変わるということは、1日で崩れる可能性もある。残り2日も、同じような感覚で打てるように調整したい。

最終更新:6/17(土) 12:09
東スポWeb