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AV強要、SODトップの考えは?「20項目、事前にチェック」「女優は制作者の1人、ものすごく大事」

6/19(月) 6:50配信

withnews

 AV出演強要の問題で揺れる中、AVメーカーは、どのような手順を踏んで撮影にのぞんでいるのか? 大手メーカー、SODクリエイトの野本義明社長(36)は女優に対し、出演内容は事前に確認し、撮影当日にも説明していると話す。監督の経験も長い野本社長に、現場の実情について聞いた。(朝日新聞経済部・高野真吾)

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「出演問題」を社員からの「クレーム」と並立した理由は

――野本さんは、会社HPで「AV女優出演問題」を「(会社の)トイレが少ない」「パソコンが壊れた」という社員からの「クレーム」と並列して記しています。違和感はありませんか?

 「これはパブとしてやっていることです。一個の実例として、こういう大きな問題から、こういう小さなことまで、いっぱい来ていますというところで書いただけです」

「全部説明したうえで撮る」

――2004年の入社から昨年6月の社長就任まで、ずっとSODクリエイトでAVの制作に携わってきました。この間、本人の意に反する出演や撮影内容、販売方法などの問題を何か認識したことはありますか。

 「僕が監督とか現場に行っている限りおいては、ないですね。もちろん、朝、(その日の撮影内容の)説明を絶対にします。事前にマネジャーさんとかにもし、カンメン(監督面接)もします。全部説明したうえで、いいものにしましょうと撮っていきます」

代表作品がHPから削除されている理由

――野本さんは、先ほどと同じ会社HPで「入社3~4年目 高橋がなりのチーフADに選ばれる。SOD star 原紗央莉ちゃんのデビュー作を監督する」と書いています。ここで紹介されている原紗央莉さんはSODから多くの単体での作品を出していますが、現在、SODのホームページから彼女の単体作品を購入できません。理由を教えて下さい。

 「これも他社の 配信先さんも下げていて、うちとしては直接の削除依頼などが 来ていないため、下げなくてもいいのですけど、習って下げたという所です。足並みをそろえるということで」

――他社に彼女から作品の削除依頼が来ていたということですか?

 「ごめんなさい。そこは、僕は分からないです」

――例えば元タレントは出演強要被害があったと訴えたことで他社が作品を下げ、SODもそれに習っています。原さんに関しても、同じようなことがあったということになるのでしょうか。

 「僕の中では強要はないとは思いますけど、原さんに関しては。ただし、業界で、よりよくしていくとくことで、足並みをそろえていくことが非常に僕は大事だなと思っています。1社、うちだけ、そんなのと言ってもしょうがない」

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最終更新:6/19(月) 6:50
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