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「瑞風」でGO! 豪華寝台の一番列車、大阪出発

6/17(土) 11:36配信

神戸新聞NEXT

 JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス 瑞風」の一番列車が17日、大阪駅(大阪市北区)を出発した。食堂車やラウンジカー、世界でも珍しい1両1室のスイートルームなどを備えた「走るホテル」の旅が始まった。

【写真】豪華な車内と美しい車窓風景

 原則として週3回運行で客室は16室、最大34人乗車できる。京都・大阪-下関を結び、山陽と山陰を巡る1泊と2泊の全5コースを設定。城崎温泉(兵庫県豊岡市)などの観光名所にも立ち寄る。出発前には乗客専用ラウンジもオープン。JR西は「最初から最後まで一流の旅を演出する」とする。

 大阪駅での出発式には、車両をデザインするなどした建築家の浦一也さんや、列車のテーマ曲を作曲した音楽家の葉加瀬太郎さんらが出席。多くの鉄道ファンらが見守る中、乗客16組31人が乗り込み、午前10時20分に出発した。

 新婚旅行で乗車する大阪府吹田市の主婦(39)は、2015年に引退した「トワイライトエクスプレス」で知り合った男性と今月16日に入籍。「歴史的な列車に乗せてもらえて光栄。特別な時間と空間すべてを楽しませてもらいたい」と話した。

 料金は、2人利用で1泊2日(ツイン)が1人27万円から。運行初日の乗車券の平均倍率は25倍で、スイートは29倍だった。現在は、今年12月~2018年2月運行分を7月31日まで販売(希望者多数の場合は抽選)している。(小西隆久)

 【トワイライトエクスプレス 瑞風】JR西日本が導入した豪華寝台列車。2015年に引退した「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぎ、コンセプトは「美しい日本をホテルが走る」。沿線の風景に溶け込む「瑞風グリーン」の車体に金色のエンブレムとラインをあしらう。流線形の先頭車には丸目のヘッドライトやボンネット型の運転室を配置し、展望デッキも備える。客室のほか、食堂車やラウンジカー、展望車など全10両編成。ディーゼルで発電した電力と、バッテリーアシストによるモータ駆動のハイブリッド方式で走行する。

最終更新:6/17(土) 19:45
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