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銀行ストレステスト実施要綱、米FRB詳細公表へ=イエレン議長

6/17(土) 2:26配信

ロイター

[ニュ-ヨーク 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は月内に予定されている年次銀行ストレステスト(健全性審査)の結果を公表する際、審査の質的な面に関する追加情報を含め、実施方法について対象行により詳細な情報を提供することを明らかにした。

ロイターが入手したイエレン議長の16日付の金融機関・消費者金融小委員会のブレイン・ルトケメイヤー委員長宛の書簡によると、FRBは銀行の資本計画を巡る慣習でこれまでに把握した問題点も具体的な例を挙げて指摘するほか、毎年2月15日までに監督シナリオと同時にストレステスト実施要綱を公表する。

大手銀はこれまで、ストレステストが混乱を来たしているとして不満を募らせてきた。こうしたなか政府機関を監視する米政府監査院(GAO)は昨年、ストレステストを巡り、FRBが大手銀とより多くの手続きを共有すべきと提案。FRBは段階的に秘密主義の緩和を進めている。

イエレン議長は「すべての詳細を公開することで、銀行がリスクを変えずにテスト結果を変えるような商慣行に向かってしまうことを懸念している」と述べた。

FRBは22日にストレステスト、28日に審査の第2部にあたる包括的資本分析(CCAR)の結果を公表する。

*内容を追加して再送します。

最終更新:6/17(土) 4:42
ロイター