ここから本文です

AKB総選挙「無観客」の舞台裏 さしこ&まゆゆが疑問の声

6/17(土) 12:09配信

東スポWeb

 沖縄・豊崎海浜公園豊崎美らSUNビーチで17日に開催予定だった「AKB48 49thシングル選抜総選挙」(第9回AKB48選抜総選挙)の野外開票イベントが悪天候のため、中止になった。開票は沖縄県の別会場で同日“無観客”で屋内開催される。会場の近隣ホテルはキャンセルが相次ぎ、対応に大わらわ。そもそも梅雨の時期の屋外開催のプランに、2連覇中の女王・指原莉乃(24)、渡辺麻友(23)ら人気メンバーが疑問を呈する事態に発展した。

 AKB48グループの公式サイトは「沖縄本島では現在、梅雨前線が例年以上に停滞し、16日午前5時発表の気象庁天気予報によれば、17日の現地・沖縄県豊見城市の天気は『昼前から夕方 雷を伴い激しく降る』で降水確率80%」と説明。雨に加えて雷を伴うことから、屋外でのイベント開催は危険と判断。「お客様の安全を最優先に考慮し、中止せざるを得ないと判断させて頂きました」と理解を求めた。

 総選挙の野外イベントは、昼に行われるコンサートで約1万人、夜に行われる開票イベントで約1万人と計2万人の動員を予定していた。

 開票は県内の別会場で無観客で実施され、当初の予定通りにテレビ中継するが、集客を見込んでいたホテル、飲食店業界は大きな痛手を被る事態となった。

 総選挙は大手旅行代理店「JTB」が公式ツアーを企画し、約60のホテルが利用ホテルになっていた。

 本紙の取材に応じたホテル関係者は「キャンセルが相次ぎました。『予約していた人数を減らしたい』などの問い合わせも多く、お客様も急なイベント中止で慌てた様子でした。また、報道やスタッフの方と思われる方も当初の人数を大幅に減らしたようで、キャンセルが多くありました」と困惑気味に語った。

 従来ならキャンセル料を取るホテルの中には、今回は“想定外”ということで無料で変更対応するところも多かった。

 もっとも、6月開催のプランには当初から「梅雨の時期になぜ沖縄でやるのか!?」といったファンの声は多く、中止の報を受けた昨年2位で今年の速報結果で4位につけている渡辺もツイッターで「どうしてこの時期にやろうとしたんだろう」とつぶやいたほどだ。

 2連覇中の指原は初めての無観客の開票に、ツイッターで「現状、スタッフみんなでどうなるのか話し合ってくれています。本当にどうなるのかわからないけど、それすらも楽しむのがAKBと言い聞かすしかないのが現状」と無念さをにじませ、「今後野外でのこのような事がないように私たちメンバーも意見を出していきます」と宣言。

 ファンから運営側の不備を指摘する声が寄せられると「残念ながら、ずーーーーっとそうなの!だけどみんなで頑張ってきたし!私たちより、ファンのみんなが一番分かってる!ずっと頼りない運営!」とピシャリ。一方で「でもファンのみなさん、メンバーの安全を考え、中止にしたのは英断だとわたしは思ってる!」と理解を示した。

 AKB関係者は「例年、総選挙はこの時期に開催されてきましたし、第6回の総選挙は屋外会場で雨天の中で行われました」と説明。

 もともとこの総選挙には会場選定の難しさがある。今年の322人という立候補者数をみても分かるように、今やアイドル界一の大規模イベントとなったのがAKB48選抜総選挙だ。近年、福岡のヤフオクドーム、神奈川・日産スタジアムなどで行われてきたような同様の大会場を押さえることができなかった面もあるという。

「プロ野球、プロサッカーなどとのスケジュールも重なってくる。屋内大規模会場で有力視されたナゴヤドームも日程調整がうまくいかなかったとか。あとは騒音問題なども大きいですね。終演が21時を超えることが予測されるイベントなので、近隣住民の声に敏感な会場サイドに難色を示された。それが沖縄のビーチ開催になった一因にはなっている」(テレビ局関係者)

 沖縄県をはじめ、同県の那覇市、豊見城市、地元企業サイドも協力に前向きだっただけに、落胆しているという。

 あとは、大騒動の末に行われる選抜総選挙そのもので盛り上がるのを祈るしかない。

最終更新:6/17(土) 12:09
東スポWeb