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松本清張氏作品“史上最強の悪女”を武井咲が体当たりで熱演!「黒革の手帖」今夏復活

6/17(土) 16:56配信

夕刊フジ

 松本清張氏の没後25年となる2017年、同氏の作品で“史上最強”と言われる“悪女”が復活する。

 1980年に刊行され、これまでも山本陽子(75)と米倉涼子(41)がドラマで主演を務めた「黒革の手帖」が今夏、武井咲(23)を主演に迎え、テレビ朝日系で再びドラマ化されることが決まった。

 1978~80年に「週刊新潮」で連載され、82年1月期に山本主演で放送された連ドラは平均視聴率17.4%、最高視聴率18.6%をマーク。また2004年10月期に米倉が主演を務めた連ドラでも平均視聴率15.7%、最高視聴率17.7%を獲得した人気作だ。

 武井が演じるのは“稀代の悪女”原口元子。父の死後、母が背負ったいわれのない借金を相続し、銀行で派遣社員として真面目に働いていたが、莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者たちと自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感していた元子。借金返済のため、銀座のクラブ「燭台」でホステスとしても働き、ふたつの派遣業務をこなしながら、ついに親の借金を完済した。

 そんな折、銀行で派遣切りの話が浮上。これをキッカケに元子はこれまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決める。違法の借名口座から次々と自分の口座に送金し、総額1億8千万円を横領した上、借名口座のリストを記した「黒革の手帖」を盾に銀行の支店長らと渡り合い、その金で銀座の一等地にクラブ「カルネ」をオープンさせるのだ。

 「燭台」時代、ママの一挙手一投足を研究し、買い物やアフター、顧客とのお付き合いに同行しながら密かに“ママ修業のお勉強”に励んでいた元子。ママになってからも「お勉強させていただきます」を決めゼリフに、腰が低く身持ちの固い勉強熱心なママとして上客をつかみ、夜の世界でさらににのし上がっていく。

 自身初となる“清張作品”で、武井は史上最年少で原口元子を今回演じることになる。ドラマは7月放送開始予定だ。

■武井咲コメント

 「黒革の手帖」という、これほどの大作。果たして自分に務まるのか、まして事務所の先輩である米倉涼子さんが主演をされた作品でもありますので、とにかくプレッシャーが凄いです。最初にお話をいただいたときは「やりたくない(笑)!」と不安で逃げ出したい気持ちにもなりましたが、今はようやく楽しみのほうが大きくなってきたかな…? 

 役柄上、和装でのお芝居も多くなるのですが、着物って着るだけで意識が変わりますね。これから本物の銀座を体験して、そこで得たものや所作などを役に反映させていきたいです。

 原口元子という女性の生き方は素直に「かっこいいな」と思いますし、悪い人間を蹴落としていく、という部分に気持ちよさを感じます。私はこれまで等身大の役が多かったので、エッジの効いた役、今までとはひと味違った役をできることが楽しみです。今回、元子という悪女を演じるということで、みなさんが抱く私のイメージも変わっていくかもしれませんが、その変化も怖くない、むしろそうならなくてはいけない、と強く思っています。

 このような大作に挑戦することに多少の躊躇いはありますが、勇気を出して一歩踏み出すことでひとつ上のステージに引き上げていただき、そこでどれだけ自分が頑張れるかが勝負なのかなと思います。銀座のママ、悪女、という“大人の女性”な役柄のお芝居ができることを嬉しく思いますし、松本清張作品に出られることも、とても光栄です。この作品を機にひとつ成長できればいいなと思っています!

最終更新:6/17(土) 16:56
夕刊フジ