ここから本文です

追加利上げで慎重期すべき、インフレ改善必要=ダラス連銀総裁

6/17(土) 4:44配信

ロイター

[ダラス 16日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、米連邦準備理事会(FRB)は追加利上げに慎重に臨む必要があるとの立場を示した。

総裁は14日まで開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、今年2度目となる利上げに賛成票を投じている。

「われわれは慎重に金利を引き上げる必要があり、忍耐強くそして注意深くあるべき」とし、足元で鈍化しているインフレの改善を確認する必要があるとした。

現在の金利水準に違和感はないとしながらも、インフレが弱含んでいる状況では「トレードオフを慎重に見極める必要があった」と説明。「追加利上げを自信を持って行うには、インフレが目標に向かって進展しているとの一段の証拠をみたい」と述べた。

イエレンFRB議長はFOMC後の会見で、失業率が16年ぶりの水準に低下する中、インフレ率は中期的に2%の目標に回帰するとして自信を示した。だがカプラン総裁の発言は、議長の自信は内部で完全に共有されていないことを示唆している。

カプラン総裁はまた、成長押し上げに向けて、移民改革やメキシコとの貿易継続などが必要との立場を繰り返し表明した。メキシコとの貿易は米国の雇用や競争力強化に寄与するとし、対メキシコ貿易赤字は、対中貿易赤字とは異なるとしたほか、移民はこれまで米労働力の伸びを支えてきたとして、本格的な移民改革の実施を求めた。

最終更新:6/17(土) 4:44
ロイター