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埼玉県が五輪ボランティア5400人募集 外国語対応で1000人

6/17(土) 7:55配信

産経新聞

 県が2020年東京五輪で、来夏に県内の競技会場の駅や観光地で案内業務などを行う約5400人の「都市ボランティア」を募集することが16日、分かった。外国人観光客の接客を充実させるため、外国語が話せるボランティアを約1千人を配置することも判明。来年、県庁にボランティアセンターを立ち上げ、来夏から本格的に募集を開始する。   (黄金崎元)

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 県内では東京五輪で、サッカー(さいたま市)、バスケットボール(同)、ゴルフ(川越市)、射撃(朝霞市など)の4競技が実施される。

 東京五輪では大会組織委員会主体で競技会場と関連施設の運営補助を行う「大会ボランティア」と、自治体主体の「都市ボランティア」があり、計9万人以上が必要とされている。

 「都市ボランティア」は、駅から競技会場までの案内や清掃活動、医療・救護活動、外国語対応、観光地の案内などを担当する。県は大会日程を踏まえ、約5400人の都市ボランティアが必要になると試算した。

 また、世界各国から外国人が訪れるため、専門的な語学が話せるボランティアを約1千人配置する。募集条件は18歳以上の日本国籍を持つ人が対象だが、日本で在留資格がある外国人の参加も想定している。

 活動条件はボランティアの研修回数が増えるのを避けるため、3~5日参加できる人に限定。活動時間は1日5時間で、競技開催当日は3~4回のローテーションで回す。応募者を書類選考し、来年中に合否を通知する予定。現場で10~20人を統括するリーダーは面接で決めるという。

 来年から募集を本格化させるため、県庁内にボランティアセンターの本部、4競技会場の自治体に競技ごとに支部を設置する。本部と支部が連携し、効率的な運営を目指す。

 平成31年にはボランティアのユニホームやブースの手配、32年には競技会場別に本番を想定した研修を実施し、大会に備える。

 県国際交流協会(さいたま市浦和区)は昨年、東京五輪を見据え、ボランティア育成講座を行ったが、定員を大幅に上回る申し込みがあり、抽選となった。応募倍率は5倍に上った。

 今年も12会場で定員計1500人の育成講座を行うが、申し込みが多く、県民の関心の高さを示している。来夏の「都市ボランティア」も応募倍率が大幅に上がる可能性が高そうだ。

最終更新:6/17(土) 7:55
産経新聞