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敬意に欠けた「25得点」 スペインでユースチームの監督が解任

6/17(土) 14:40配信

ISM

 セラーノス(スペイン)のユースチームの監督が、試合で25対0という大勝を飾ったあと、解任されるという出来事が起きた。現地時間15日付のスペイン『マルカ』紙(電子版)が報じている。

 その出来事のきっかけは、シーズン最後の1試合。セラーノスのユースチーム(10歳から11歳)がベニカラプのユースチームと対戦し、25対0と大勝を飾ったことだった。ベニカラプは今季247失点で勝ち点0と苦しんでおり、セラーノスの勝利は試合前から予想されていた。事実、同チームは前半の段階で15対0と軽々と勝負を決めていた。

 しかし、セラーノス側はこの戦いぶりを「相手への敬意に欠けるもの」と判断。もともと今季終了後に退任する予定だったユースチームの監督を即刻解任したという。

 セラーノスのある幹部は『マルカ』紙に対し「プレーしていたのは小学校の子供であり、我々はゴールを奪うことよりも、価値判断というものに優先順位を置いている。我々はライバルであっても敬意を払うように努めており、対戦相手にはもっと敬意を示すべきだった」とコメント。「得点はもっと制御すべきだった。11歳の少年が25点も取られて家に帰るのはどんなにつらいことか」と述べている。

 同幹部は今後同様なことが起きた際の対応として「スローダウン」を提案。相手を叩きのめすのではなく、「もっとパスの本数を増やすことを要求したり、自分の不得手な方の足でシュートを打つことを求めたり、様々な目標を探すことで実りある試合になる」と語っている。

 同幹部は、ベニカラプに謝罪したことも明かし「あの子たちにとっては厳しいシーズンだったが、どうかサッカーを続けてほしい」とも語っていた。

最終更新:6/17(土) 14:40
ISM

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