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強いじゃないか由伸巨人!マギー弾5打点&マイコ0封で8点大勝

6/17(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・パ交流戦、巨人8-0ロッテ、1回戦、巨人1勝、16日、東京D)日本生命セ・パ交流戦は16日、各地で6試合が行われ、巨人はロッテ1回戦(東京ドーム)に8-0で快勝。5日以来となるリーグ4位に浮上した。「5番・三塁」のケーシー・マギー内野手(34)が、単打が出ればサイクル安打という3安打5打点の活躍。投げてはマイルズ・マイコラス投手(28)が8回2安打無失点の好投を見せた。ゼネラルマネジャー(GM)交代後は3勝1敗と、本来の姿が戻ってきた。

 満点といっていい完勝に、高橋監督は笑顔でナインを出迎えた。ロッカールームでの歓喜の声が、ベンチ裏の廊下にまで響き渡る。投打の歯車ががっちりとかみ合う理想的な展開で、重要なカード初戦をものにした。

 「いい形で攻撃できた。最初のチャンスで点が入ったのは大きかったし、そこでだいぶ勢いが出たかなと思います」

 指揮官も拍手喝采だ。一回一死満塁で5月27日の広島戦(東京ドーム)以来、20日ぶりに5番に座ったマギーが、左中間へ2点二塁打を放った。「このところ流れが悪くて最初に点が入らなかったので、流れを変えてみようかなというところ」と指揮官。前日は14安打しながら、16残塁の拙攻で3得点。打順の組み替えが、5月10日の阪神戦(9得点)以来となる8得点となって表れた。

 4番・阿部は無安打に終わったが、5番は五回の好機でも中越えに2点三塁打。八回は左翼ポール直撃の7号ソロと計5打点をたたき出した。八回は阿部で攻撃が終了し、この回2度目の打席は回らず、「サイクル安打を狙いたかったね。(三塁打は)走っていて緊張で足がもつれそうになった」と笑わせた。

 流れが変わった。5、6月にかけて球団ワーストを更新する悪夢の13連敗を喫し、13日には責任を取って堤辰佳GMが辞任。シーズン途中のGM交代という異例の人事で出直しを図った日から、チームは3勝1敗だ。

 マイコラスは8回無失点の好投。プロ2年目の山本が二塁の穴を埋める形で台頭し、長野も2試合連続猛打賞と復調気配をみせている。連敗中から指揮官が「最善の準備をして、一球一球を大切にしていこう」と語りかけてきたチームが、交流戦の大詰めにきて強さを取り戻しつつある。

 マギーは連敗中、選手ミーティングでベテランらしく、落ち着いた口調でナインに語りかけ、ベンチでは鼓舞するように大きな声を出した。凡退した際はバットをへし折るなど感情をむき出しにし、橋本到は「勝ちたい気持ちがすごく出ている」と好影響を口にする。よきパパでもあり、この日は観戦に訪れた長男・マック君(10)の前でヒーローになった。

 敗れた中日と入れ替わり、リーグ4位に浮上。マギーは「首位とはだいぶ離れているが、少しずつでも縮めていきたい」と前を見据えた。開幕5連勝した頃の力強さが戻ったチームは、今季のキャッチコピー「オレが巨人。」ならぬ、「コレが巨人。」だ。

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