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山田孝之、日本アカデミー賞に恨み節!18年やっていていまだ声が掛からない

6/17(土) 17:57配信

シネマトゥデイ

 俳優の山田孝之が17日、都内で行われた『映画 山田孝之3D』公開記念舞台あいさつに登壇し、18年間役者として第一線で活躍し、国内外でテレビや映画作品における受賞歴があるものの、いまだ日本アカデミー賞から声が掛からないことに対する抑えきれない思いを吐き出した。

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 本作は、ドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけに誕生した、多くの作品での名演・怪演で人々を魅了する俳優・山田孝之の思考に迫る異色作。本年度のカンヌ映画祭に応募したが、残念ながら選ばれなかった。

 この日は、友情出演の芦田愛菜、メガホンを取った山下敦弘監督&松江哲明監督も出席し、芦田が初めてMCを務めてイベントを進めた。その中で公開を迎えた感想を求められた山田は「何とかして止めようとしたんですけど止められなかった。『チャップリンの独裁者』以来、全国何館でスクリーンを破かれるかを心配しているくらいです」と吐露。

 公開を阻止したい理由は、「山田孝之全告白」という本作のキャッチコピー通り「あまりにもしゃべり過ぎた」からだそうで、「後悔しかないです。実験でやってみたんですけど、実験は失敗することがありますね」とつぶやくと、前回の鑑賞後の舞台あいさつでは「シーンとしていて、『むかついた方いますか?』と聞いたら5、6人が手を挙げた」と打ち明けた。

 さらに芦田から「今の山田さんは賞を獲ることが目的で映画を作っているわけではないと思いますが」と気を遣われ、「今後そういう気持ちになると思いますか?」と尋ねられると、「いえ、賞のことしか考えていません。いい芝居、いい映画、いい俳優、どうでもいい。僕は賞のことだけを考えて生きていきます」と断言。そしてより声を張ると「何とかして、まずは日本アカデミーに呼んでもらう! 18年やっていていまだに声がかからない! どんな手を使ってでも賞を獲りたい!」と恨みを込めた熱い思いをぶちまけた。そんな山田に松江監督は「どんな手を使うと獲れるもんなんですか?」と質問。山田は「いろいろ試してみます。まずは貯蓄を増やしてみます」とお金の力を借りようとしていることをうかがわせ、会場の笑いを誘った。

 ともあれ、いろんな意味で話題必至の本作はすでに公開中。山下監督は「3年間、山田君を見続けた結果の結晶」と表現すると、「シンプルな映画だけど情報量がすごくて、考え過ぎると脳みそ疲れるので、浴びるような感覚で体感してください」とアピールした。(取材:錦怜那)

『映画 山田孝之3D』は公開中

最終更新:6/17(土) 18:04
シネマトゥデイ