ここから本文です

飛ばし屋ケプカが首位タイ 初日首位のファウラー突然乱調

6/17(土) 12:51配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【全米オープン 2日目】

 メジャーはここ6大会連続で初優勝が続いている。

 そして昨年初来日して、ダンロップフェニックスで優勝したブルックス・ケプカ(27)も米ツアー1勝だがメジャーは未勝利だ。

 インから4位発進の2日目は、4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーで首位タイに並び、メジャータイトルにぐっと近づいた。

 ケプカはフロリダ州立大時代にオールアメリカ3度選出、アマ3勝と輝かしい成績を残しながら、プロ転向後は米ツアーQTに失敗。欧州下部ツアーを皮切りに実力をつけてきた変わり種プロだ。

 ガッツあふれるプレースタイルで知られ、フェースローテーションを抑えたフェード系が持ち球。

 パワーヒッターであり平均飛距離307・6ヤードは米ランク5位の飛ばし屋。しかもストロークゲインドパッティングは24位とドライバーもパットもうまいオールラウンドプレーヤーだ。

 米ツアー初優勝は2015年のフェニックス・オープン(松山は今年優勝)。その時は最終日最終組で松山との直接対決になり、一時トップに立った松山を終盤に逆転している。

 ケプカと松山とのメジャー初V争いになったら、手ごわい相手になりそうだ。

■ファウラーは3連続ボギーからV圏内踏みとどまる

 初日7アンダーで首位に躍り出たR・ファウラー(28)。37年ぶりのタイ記録だったが、この日も手堅いプレーでスタートしていった。

 同組の松山が前半6バーディーと目の前で猛攻を見せても、終始冷静だった。2番、7番とバーディーを決めて9アンダーまでスコアを伸ばして、首位の座を一度も譲らずにターン。

 全米オープンはボギーをたたかないゴルフが鉄則だ。ファウラーは初日から28ホール連続でボギーなしだったのだ。

 しかし、ノーボギーは「できすぎ」と選手にジワジワと重圧をかけてくることになる。各選手ともスコアを急伸してくるからなおさらだ。

 すると11番で今大会初のボギー。ティーショットを左に曲げたが、それでもギャラリーが芝を踏んでボールのライは悪くなかった。しかし、さすがにスピンは利かずにグリーンオーバー。アプローチも寄らなかった。

 そのボギーで、張りつめていた緊張の糸がプッツリ切れたのか12番、13番と最悪の3連続ボギー。

 しかし残り5ホールを立て直してパーセーブを続け、首位と1打差5位タイに踏みとどまったのは上出来だった。

「大きなミスがあったわけではなく、大崩れしなかったのは良かった。今のポジションは悪くない」(ファウラー)