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<デンマーク王室>王位継承 法改正し女子も容認

6/17(土) 12:36配信

毎日新聞

 デンマーク王室はかつて、日本の皇室と同じように王位継承は男性に限っていたが、国王に男子がいない場合は女子の王位継承を認める法改正が行われ、マルグレーテ2世女王が即位した。現在は性別を問わず国王の第1子が王位を継承する仕組みとなっている。

 マルグレーテ2世女王はフレデリック9世国王の第1子として誕生した。妹が2人いたが、男のきょうだいはなかった。当時、王位継承は男子だけに資格を認めており、次の国王にはフレデリック9世国王の弟が就くことが想定されていた。

 しかし、国王の実子のマルグレーテ王女(当時)が王位に就くことを求める声が国民から高まり、1953年の法改正によって女子に継承資格が認められた。72年、フレデリック9世国王が亡くなり、マルグレーテ2世女王が即位した。

 この法改正でも、継承資格は国王の実子の中で男子が優先だったが、男女平等にすべきだとの世論が広がり、2009年に性別に関わらず第1子が王位を継承できるようにする法改正が国民投票で実現した。フレデリック皇太子はマルグレーテ2世女王の長男で、次期国王となる。【高島博之】

最終更新:6/17(土) 12:36
毎日新聞