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無痛分娩、全国調査を開始=死亡例判明で―産婦人科医会

6/17(土) 15:13配信

時事通信

 日本産婦人科医会は17日までに、出産の痛みを麻酔を使って和らげる無痛分娩(ぶんべん)について、全国約2400の産科医療機関を対象に実態調査を始めた。

 一部の医療機関で妊産婦が死亡した例が判明しており、現状を把握して安全対策につなげる方針だ。

 医会は今月、分娩を扱う全国の病院と診療所にアンケートを送付。無痛分娩の件数、麻酔を誰が管理しているか、重大事故になりかねなかった例のほか、帝王切開での麻酔の体制などについても尋ねている。7月をめどに調査結果をまとめ、近く発足する予定の厚生労働省研究班に提供して、安全対策の提言などにつなげる。

 医会によると、大阪府和泉市、京都府京田辺市、神戸市中央区などで、無痛分娩や帝王切開で麻酔を受けた妊産婦の死亡や重症化が相次いで判明した。医会には死亡事故などの報告を受ける制度があるが、いずれも報告されていなかった。

 医会は産婦人科の開業医などで構成する団体。 

最終更新:6/17(土) 19:08
時事通信