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「琵琶湖周航の歌」の世界と風景を切り絵に 高島で原画展

6/17(土) 7:55配信

産経新聞

 「琵琶湖周航の歌」誕生から28日で100年を迎えるのを前に、高島市今津町中沼の琵琶湖周航の歌資料館で、歌の世界や琵琶湖の風景をテーマにした切り絵の原画展が開かれている。30日まで。

 同館は毎年、切り絵作家の川那辺雅子さん=京都市左京区=に、歌に登場する1~6番の風景画を依頼し、歌詞を載せて作った「琵琶湖周航の歌カレンダー」を販売している。川那辺さんは、昭和61年から平成29年までの32年、計192点の作品を発表してきた。今回は100周年に合わせ、初めて原画41点を展示している。

 展示では、瀬田の唐橋や浮御堂、白髭神社や海津大崎の桜など、四季折々の琵琶湖周辺の景色が描かれているほか、切り絵の所々にボートをこぐ人の姿が描かれ、見る人を周航の歌の世界へと引き込んでいる。

 竹生島への観光の帰りに寄った大津市堅田の会社員、本田利果子さん(27)は「幼い頃、県の環境学習船『うみのこ』でみんなで歌ったのを思い出した。地元琵琶湖の良さを再発見できた」と話した。

 入場無料。展示は、改修のため1年以上使われていなかった2階で行われている。2階では7月から、寄贈された周航の歌のレコードなどを常設展示する予定という。

 問い合わせは同館(電)0740・22・2108。

最終更新:6/17(土) 7:55
産経新聞