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<瑞風>住民ら500人が歓迎、太鼓演奏も…城崎温泉駅

6/17(土) 20:34配信

毎日新聞

 JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が17日午前10時20分、最初の乗客を乗せて大阪駅を出発した。16組31人が1泊2日で山陰を巡り、下関駅に向かう。

【写真特集】JR大阪駅を出発した「瑞風」

 最初の停車駅となったJR城崎温泉駅(兵庫県豊岡市)には午後2時すぎに列車が到着。ホームに集まった地元住民ら約500人が、カメラを構えたり小旗を振ったりして出迎えた。

 駅ではセレモニーが開かれ、湯けむり太鼓の演奏や鏡開きで乗客を歓迎。その後、乗客は「瑞風バス」に乗り込み、温泉街を観光した。セレモニー主催者の一つ「城崎このさき100年会議」の芹澤正志理事長(52)は「地元として市やJRと協力し、おもてなしを考えてきた。これを機にまた城崎を訪れてほしい」と話した。

 続いてJR東浜駅(鳥取県岩美町)には午後6時45分ごろ、姿を見せた。普段は無人駅だが、地元住民らが約20年ぶりに復活させた「東浜音頭」を披露し、到着を盛大に祝った。

 駅近くの浦富海岸は青く透き通った海で知られ、日本百景にも選定。昭和30~40年代には周辺に多くの民宿が軒を連ね、観光客でにぎわった。しかし、過疎・高齢化が進み、音頭は20年ほど前に途絶えていた。

 2年前、瑞風が東浜に立ち寄るとの話が舞い込み、住民らが「東浜音頭でもてなそう」と練習を重ね、音頭復活に取り組んできた。中心メンバーの一人、浜口丈夫さん(67)は「一番列車の前でみんなで踊れて最高の気分。瑞風効果で、地元の海の美しさが全国に広まればいい」と期待を込めた。【柴崎達矢、李英浩、小野まなみ】

最終更新:6/17(土) 21:18
毎日新聞