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悩める山田、先制3ラン=新たな練習方法も模索-プロ野球・ヤクルト

6/17(土) 18:53配信

時事通信

 忘れかけていた感触だった。ヤクルトの山田が芯で捉えた打球は、低い弾道で左翼席へ飛び込んだ。三回2死一、二塁で、試合の主導権をつかむ先制3ラン。メンドーサの初球、狙っていたツーシームを仕留めた。11試合ぶりのアーチに「久しぶりにゆっくり走れた」と安堵(あんど)した。

 「今年は苦しんでいますね…」。3年連続の3割、30本塁打、30盗塁を狙うチームの顔が、今年は絶不調。打率は2割1分5厘。昨年まではフォームを崩しても全体練習前に杉村チーフ打撃コーチと取り組むティー打撃で修正できていた。ところが「いつもなら直る練習をしても駄目」。理由が分からないまま、もがいていた。

 今は「違うルーティンが必要なのかなと考えている途中」だという。数日前から、新たに山なりの緩い球を打つメニューを取り入れ、打開策を見いだそうとしている。

 バレンティン、川端らがけがで不在の中、野手陣の元気のなさがチームの足かせとなっている。杉村コーチは「主力がいない中で重圧がかかっていると思う」と山田の心中を思いやるが、これ以上足踏みはしていられない。

最終更新:6/17(土) 19:01
時事通信