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<ラグビー>日本完敗 アイルランドに22-50

6/17(土) 21:22配信

毎日新聞

 ラグビーのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2017」は17日、日本代表(世界ランキング11位)-アイルランド代表(同4位)の第1戦が静岡・エコパスタジアムで行われ、日本は22-50で完敗した。日本は2019年ワールドカップ(W杯)1次リーグでアイルランドと同じA組。対戦成績は日本の8戦全敗。

 日本はアイルランドの圧力の前に攻守でミスが目立ち、4トライを許して3-31で前半を折り返した。後半はFB野口(東海大)らがスピードを生かして3トライを挙げたが、相手の攻撃を止められなかった。

 第2戦は24日に19年W杯開幕戦の会場になる東京・味の素スタジアムで行われる。【大谷津統一】

 ◇反則連発で自滅

 キックを多用する日本の攻めが威力を発揮したのは後半10分過ぎのわずかな時間帯だけ。田村が右の空間をキックで突き、捕球したアイルランドの選手を野口が止める。こぼれ球を拾って左に展開し相手インゴールに迫ると、最後はヘルが中央へ持ち込んだ。だが、日本の攻撃陣がアイルランド選手の進路をふさいだとしてトライは認められなかった。

 日本は自らの反則で窮地に立たされた。相手の圧力に耐えられず、ゴール前の攻防で反則を繰り返す。特に前半24分にプロップの伊藤がシンビン(一時退場)になってからの10分間は、相手の縦への突破を止められず3トライを許した。同じプロップの稲垣は「戦術ではなく個人の意識の問題」と指摘する。

 ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が問題視したのは密集での運動量だ。キックで相手の陣形を崩して敵陣の有利な位置でボールを奪うことを狙いながら、日本はボールの争奪戦で後手に回った。

 「選手に貪欲さがなければ大問題。戦術を変えるか、選手を代えるしかない」とジョセフHC。イングランドとニュージーランドの連勝記録を止めて勢いに乗る世界のトップチームに、日本は厳しい現実を突きつけられた。【大谷津統一】

最終更新:6/17(土) 21:22
毎日新聞