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14歳・藤井四段の27連勝に東大生・藤岡アマ「尊敬してます」

6/17(土) 16:57配信

スポーツ報知

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太四段(14)が17日、大阪市の関西将棋会館で行われた第11回朝日杯一次予選で、先手の藤岡隼太(はやた)アマ(19)に106手で勝ち、デビュー後連勝記録を「27」に更新。同時に、歴代最多連勝記録「28」に王手を掛けた。

 現役東大生の藤岡アマを相手にしても、「神の子」と呼ばれる中学3年生の勢いは止まらなかった。朝日杯は持ち時間各40分の早指し棋戦。「時間が短いので積極的に指した、ずっと攻める展開で、早指しとしてはうまくいった」と藤井四段は振り返った。

 一方の学生名人の藤岡アマは「東大の将棋部のみんなと相談して『お前のやりたいように指せ』と言われたが、思っていたように指せなかった」と敗因を語り、藤井四段に対し「畏敬の念を持っています。尊敬しています」と、その実力にうなった。

 朝日杯はファンが目の前で対局を観戦できる一般公開棋戦だが、日本将棋連盟は予想された混乱を避けるため急きょ公開を中止に。逆に、会館内に設けられた大盤解説会場は大勢の観客であふれかえり、将棋好きの落語家・桂文枝(73)も駆けつけた。終局後、藤井四段はファンの前に登場。大盤解説終了後は、タレントさながらのフォトセッションタイムとなり、スマホのカメラが向けられた。

 歴代最多連勝は、1986―87年度に神谷広志五段(現八段=56)が記録した28連勝。藤井四段は21日に関西将棋会館で行われる王将戦一次予選・澤田真吾六段(25)戦でタイ記録を懸ける。藤井四段は「前回の対局(2日)で澤田六段の強さを改めて感じた。厳しいと思いますが、自分の力を出し切りたい」と全力注入を誓った。

最終更新:6/17(土) 16:57
スポーツ報知