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いざ東京五輪へ!3×3バスケが2万人開幕

6/18(日) 6:03配信

スポーツ報知

◆報知新聞社後援 バスケットボール 3×3 PREMIER.EXE(17日、ららぽーと立川立飛)

 2020年東京五輪の新種目に採用された3人制バスケットボール「3×3」(スリーバイスリー)の男子プロリーグ「3×3 PREMIER.EXE」(プレミアドットエグゼ)が17日、東京・立川の商業施設・ららぽーと立川立飛で開幕した。観客は昨年の1万146人から倍増となる2万1345人が訪れ、東京五輪効果は絶大。東地区の大会が行われ、昨年王者で栃木・宇都宮市を拠点とするブレックスが優勝した。

 東京五輪効果で空前の盛り上がりを見せた。観客と選手の距離はわずか1~2メートル。目の前で繰り広げられるキレのあるドライブ、リングが揺れるほどの豪快なダンクに「おお~!」と大歓声が上がった。観戦は無料。ショッピングモールの広場に横15メートル、縦11メートルの半面コートが設営され、10~20代の男女を中心に2万1345人が集まった。今季4年目を迎えたリーグの開幕戦は、Bリーグ初代王者となった栃木ブレックスの傘下チーム「ブレックス」が優勝。最高気温27度の暑さの中、4試合を戦い抜いた。

 決勝では外角のシュートを次々と沈め、21―11のノックアウト(試合終了10分を待たず21点先取)で圧勝。3人制で日本代表候補も経験する真庭城聖(31)は、「人の多さにすごいビックリ。多い方が楽しい。(東京五輪)代表は手の届くところにある」と気持ちを新たにした。完全プロのBリーグとは違い、仕事と兼務している選手も多い。ブレックスの菊池亨(29)は、平日は建設関係に従事する。「3×3はプロとしてやれる舞台。仕事先で声をかけられることも増えた。(仕事との両立は)ギャップがすごい(笑い)。五輪を目指している」と力を込めた。

 バスケ界が勢いに乗っている。3人制の五輪新種目決定に先駆けて、5人制のBリーグが初年度で観客動員年間200万人超を達成するなど大成功。Bリーグの京都でプレーし、3人制ではダイムのオーナー兼選手の岡田優介(32)はこの日、コンディション不良でプレーはできなかったが「Bリーグでは横浜や栃木といった違うファンの人たちもたくさん声をかけてくれた。Bリーグの反響も大きい」と相乗効果を口にした。

 工藤舞子さん(32)はBリーグの影響を受けて初めて3×3を観戦し、「(5人制より)個々の力が試されて楽しい」と魅力を体感。リーグの中村考昭コミッショナー(44)は「注目が高まっているのはうれしい。リーグも高いレベルに成長していきたい」と意気込んだ。(小林 玲花)

 ◆試合方式 6~9月にかけて、各カンファレンスごとに6大会(1日ずつ)、交流戦で2大会の計8大会を行う。大会は3チームずつの2グループに分かれて総当たり戦を行った後、各グループ上位2チームによるトーナメントで優勝チームを決める。1大会ごとに与えられる順位ポイントによりカンファレンス順位を確定。各カンファレンス上位2チームと成績上位の2チームで、日本一を決めるトーナメントによるプレーオフ大会を行う。

 ◆3×3主なルール 試合時間は1試合10分(または、どちらかが21点先取した時点で終了)。延長戦の場合、2点先取で勝利。得点は1点と2点エリア(5人制の3点シュートが2点)があり、フリースローは1点。攻撃時間は12秒。メンバーは交代要員を含む1チーム4人。プレミアドットエグゼは外国人選手のプレー人数の制限なし。ゲームはコイントスで始まる。

最終更新:6/18(日) 6:03
スポーツ報知