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【第9回AKB総選挙】ドラフトから新星誕生の意義 苦労人2人が初選抜

6/18(日) 5:00配信

オリコン

■『第9回AKB48選抜総選挙』開票(6月17日、沖縄・豊見城市立中央公民館)
 AKB48の49枚目のシングル(タイトル未定、8月30日発売)の表題曲を歌う選抜メンバー16人がファン投票によって決定した。昨年の選抜16人のうち4人が立候補を辞退、2人が卒業するなか顔ぶれも一新。6人の初選抜のうち、速報1位となって話題を集めた5位の荻野由佳(NGT48)、速報62位から8位にジャンプアップした惣田紗莉渚(SKE48)の2人にはオーディションに落ち続けた過去、そしてドラフト出身の共通点があった。

<写真&コメント一覧>49thシングル 選抜総選挙 1位~80位

 投票開始翌日の5月31日に発表された速報の時点で5万5061票(速報過去最多)を獲得し、指原莉乃(HKT48/STU48)、渡辺麻友(AKB48)、松井珠理奈(SKE48)の3強を押しのけて暫定1位に立ったのは、総選挙2回目の挑戦で前回は95位(圏外)だった伏兵・荻野だった。

 小学6年の頃、大島優子がセンターを務めた「ヘビーローテーション」を観てから大ファンとなった荻野は、AKB48入りを目指した。13・14期生オーディションは落選、15期生オーディションで仮研究生になったものの、審査で研究生になれず。チーム8の埼玉県オーディションにも落選した。同年9月にバイトAKBに合格したものの、半年足らずの15年2月で契約が満了し、同年5月の『第2回AKB48グループドラフト会議』でNGT48に2巡目指名され、ようやく念願のAKB48グループの一員となった。

 一方の惣田も、渡辺麻友や柏木由紀が合格した3期生オーディションで最終審査まで残ったものの落選。その後、4・5期生オーディションにも落ちた過去があるが、20歳のときに訪れたラストチャンスにかけ、2013年の『第1回ドラフト会議』に応募。3巡目で各チームが続々と指名を終了させるなか、最後の最後、5巡目でSKE48のチームKIIから指名された。

 共通するのは、オーディションに落選し続けた2人を拾い上げたのがメンバーだったことだ。荻野は北原里英と柏木由紀に、惣田は高柳明音がキャプテンを務めていたチームKIIのメンバーたちに指名された。

 総合プロデューサーの秋元康氏は、14日深夜放送の『AKB48オールナイトニッポン』に生出演して荻野の魅力について語り「荻野がなんで1位になったのかっていうと、もちろんファンが支えてくれたんだけど、まさにAKBそのものなんだよね。何回も落ちて、それでもあきらめないというところが、AKBらしい1位だったと思う」とコメント。

 続けて「ドラフトで北原と柏木がちゃんとピックアップしたのもすごい。ドラフトっていい制度だなと思った。スタッフたちではもしかしたらピックアップできなかったかもしれない。スタッフには昔ながらの“アイドルとはこういうものだ”というのがある。北原と柏木だから、いち早く見抜いた。そういう幸運もある」とドラフトから新星が誕生した意義を語った。

 指名された感謝を胸に活動している2人は、握手会などでの神対応も有名。本人たちも自負しており、荻野は速報発表翌日の動画配信で「(荻野の速報1位は)多分納得いかない方がほとんどだと思います。ただ、胸を張って言えることは、AKB48グループの中でいちばん、ファンの方と寄り添って活動できたという自信があります。誰に何を言われようとこれだけは言い切れます。これだけは、唯一の取り柄です」と言葉に力を込めた。

 惣田も総選挙のスピーチで「大好きな握手会を頑張って、選抜に入ることができました。ある人に『お前の上り詰め方は邪道だ』と言われましたが、泥臭くちゃだめですか? 同じことをやってみてください。まねできるならまねしみてください。私は私にしか歩めない道を切り開いてきました」と涙しながらも自分のやり方に胸を張り、「20歳でアイドルになったというコンプレックスがあったからこそ、誰よりも頑張らなきゃと思ってやってきました。私をアイドルにしてくれたSKE48とファンの皆様に感謝しています」と喜びをかみしめていた。

最終更新:6/22(木) 14:12
オリコン

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