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湖南、西会津、川口高 分校化せず 県教委方針 他地域へ通学困難で

6/17(土) 10:44配信

福島民報

 福島県教委は1学年2学級の県立高22校のうち湖南(福島県郡山市)、西会津(福島県西会津町)、川口(福島県金山町)の3校を分校化しない方針を固めた。地元自治体などの同意を得た上で、早ければ来年度から募集定員を1学級(40人程度)規模とする。 
 福島県学校教育審議会が16日、「県立高の在り方」を答申したのを受け、鈴木淳一教育長が明らかにした。 
 現行基準では全学年で募集定員の半数以下の生徒数になると分校化の対象になる。分校になった場合、入学者が3年連続で定員の半数以下になると原則的に生徒募集停止となる。3校とも過去10年間で計2回、入学者が定員の半数を下回っており分校になる可能性が特に高いが、いずれも他地域への通学が困難な過疎中山間地域に立地しており、生徒の教育機会確保のため対応が必要と判断した。 
 小規模校はきめ細かな学習指導が可能になる半面、クラス替えができず、参加できる部活動が限られるなどのデメリットもある。このため、県教委は今年度内に3地域で高校改革懇談会を複数回開き、地元の同意を得たい考えだ。2学級規模の他の19校に関しては現時点で方針は決まっていない。 
 答申は福島県庁で行われ、小沢喜仁会長(福島大副学長)が鈴木教育長に答申書を手渡した。答申には望ましい学校規模として「1学年4学級以上」と明記し、1学年8学級に関しても「学級減が必要」とした。今後、高校改革基本計画を策定する中で、2学級規模の他の19校の方向性を含め検討していく。 

福島民報社

最終更新:6/17(土) 11:09
福島民報