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”う〇こ日本語ドリル”が社会人のリスクマネジメントに必要!?

6/17(土) 21:35配信

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まずは、次の2問にトライ!

2カ月で200万部売れたベストセラー『うんこ漢字ドリル』。子どもたちは日々、日本語習得に励んでいます。オトナだって負けてはいられません。いまさら日本語かぁとスルーする前に、まずは次の2問にトライしてからでも遅くありません。

第1問 次の( )に、よりふさわしい文字を入れよ。
( )、一、二、三……

第2問 最も正しいものを1つ選べ。
 「正しいです」、「正しくない」、「正しくないです」

*****

正解 第1問目、「〇」。 第2問目、「正しくない」。

正解に納得できない方は、以下をお読みください。

第1問目は、一、二、三……と続いているので、先頭の( )にはゼロが入ることは予想できます。ちなみに、ゼロはいまや日本語であるかのようになじんでいて、ワードでも「ゼロ」と打ちこんだら「零」と変換されますが、実は外来語。日本語では「レイ」です。

で、「零」を入れると、壱、弐、参……となります。手形や小切手などで見かける漢字です。以後は、肆、伍、陸、質、捌、玖、拾と続きますが、拾以外、日常生活ではめったに見かけない漢字です。

ワードで「ジュウ」と打ち込めば「十(拾)」とが出てきますが、「十把一絡げ」を出したいときに「ジュッパヒトカラゲ」と打ち込んでも一発変換はされません。正確な読み方が、「ジッパ」だからです。

十返舎一九なら「ジッペンシャ」で、十個、十手なども「ジッコ」「ジッテ」。正確な読みを知っていれば、イライラしながらいたずらに時間を費やさずにすみます。

漢数字「〇」と、〇(マル)は、どこが違うか

ゼロの概念が生まれたのはインドであることはよく知られています。アラビア人がヨーロッパに伝え、世界じゅうに広まりました。これが0、1、2、3……のアラビア数字です。算用数字とも呼ばれ、さまざまな場面でよく見かけます。1、2、3……のローマ数字も見かけますが、ゼロの表記はないようです。

インドのほか、エジプトやバビロニアにもゼロの概念があったとする説もありますが、文献上、数字という記号は残されていません。漢数字のゼロができたのは、8世紀。他の漢数字に比べるとかなり新しく、現状で最も古い「〇」は、唐の武則天時代の文書にあるものです。

〇(マル)との見分けが難しい〇(レイ)。マルが下から書きはじめ時計回りにするのに対し、レイは右上から反時計回りに書くのが違いだとする説もありますが、定かではありません。

そもそもレイ(〇)を漢数字とすること自体にも異論があり、位取り記数法上の記号にすぎないとする説もあります。

漢数字かどうかの追究は学者にまかせるとして、一、二、三……とある文章では、零や0ではなく、〇を使ったほうがすっきりします。だから、冒頭の問題文にも「よりふさわしい」としました。

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最終更新:9/2(土) 22:55
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