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京都「天皇陛下のお帰りをお待ちしています」退位のお住まいめぐり話題の「双京構想」って?

2017/6/17(土) 7:10配信

BuzzFeed Japan

門川市長(写真)は「早く国に要望するのが大事」とも述べている。

6月19日に開催される懇話会で具体的な議論を始めるという。

京都市の総合政策室・京都創生課長はBuzzFeed Newsの取材に、今後の展望についてこう語る。

「今回のご退位については、市長は常々『陛下のご意向に沿う形が何より重要』としています。静養地の一つとして京都御所がありますので、長くご滞在し、リラックスしていただければという趣旨です」

「京都は、明治に至るまで皇室の方が暮らしており、大正、昭和にも御大札(即位の礼や大嘗祭)が行われていた、皇室ゆかりの地。そうしたことも踏まえ、今後の京都の役割について、オール京都で議論していきたい」

京都で催事が開かれた過去の歴史を調査したり、有識者から意見を聞いたりしながら、要望を検討していくという。

京都では署名活動も始まっている。

地域政党の「京都党」が中心になったもので、1万745筆の署名を6月16日、国に提出されたという。

署名は、天皇陛下が退位後、京都で暮らすよう願い、「双京構想の実現」を求めるもの。

「今上天皇ご退位後、我々はお帰りをお待ちしております」と銘打たれている。ホームページに掲げられているのは、村山祥栄代表のこんな文章だ。

”京都は天皇家とともに繁栄してきました。京都は日本のふるさとであり、皇室のふるさとです。京都の町衆は、明治二年に行われた陛下の行幸からのお帰りを、首を長くして待ち望んでいると言われています。”

”百四十有余年の時を経て、京都は再び皇室との縁(えにし)が結ばれる。我々京都市民はそれを歓迎しようではありませんか。その思いを形にし、その願いを国へ届けましょう。”

こうした動きに呼応し、名乗りを挙げた自治体もある。京都より以前に都だった、奈良だ。

荒井正吾知事(写真)は6月14日、天皇、皇后両陛下が退位後に過ごされる離宮を県内に設ける検討を始め、国に提案すると記者会見で発表した。

毎日新聞によると、「神武天皇以来ゆかりある父祖の地で、心身を休めていただけるよう貢献できれば」と述べ、さらにこう京都のことを牽制したという。

「地域振興といった京都とは全く違う発想。静かに奈良に来ていただければ」

上皇が東京以外で暮らすことを、識者はどうみるのか。

皇室研究が専門の原武史・明治学院大名誉教授は、Twitterで「権威の二重化」の問題を指摘した。

“もし仮に京都御苑内に仙洞御所が再建され、上皇と上皇后が京都に住むようなことがあったら、権威の二重化が進み、皇室の存在感が増し、東日本は天皇が、西日本は上皇が治めているような感覚が生まれると思う。“

では、宮内庁の担当者はどう見るのか。BuzzFeed Newsの取材に対し、報道室の担当者はこう回答した。

「退位後のお住まいについては、宮内庁において今後検討していくことになります。現時点ではなんら決まっておりません」

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最終更新:2017/6/17(土) 15:30
BuzzFeed Japan

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