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検索上位は「死にゆく街」 北海道釧路市 インターネットのPR動画に苦戦

6/17(土) 7:01配信

北海道新聞

空き店舗の映像次々と 外国人客誘致に影響も

 北海道釧路市が街の魅力を発信する動画が、インターネットの検索サイトで個人が投稿した動画より再生回数が少なく苦戦を強いられていることが定例釧路市議会一般質問で取り上げられた。中心街の空き店舗や空きビルを次々と映す投稿動画が検索上位にあるため「公式動画」が埋没し、市が注力する外国人観光客誘致への影響も懸念されている。

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 「9年間に2万回以上再生されている。(動画サイトの)ユーチューブで『kushiro』と検索して、これが最初に出てくる感想を聞きたい」。15日の一般質問で、市議の1人が蝦名大也市長に尋ねた。

 これ、とは「Kushiro City,Japan」と題された約3分間の個人投稿動画。「a Dying City(死にゆく街)」という字幕があり、閉店した店のシャッター部分や空きビルなどを強調している。

 個人の外国人旅行者の多くがインターネットで事前に情報収集する中、イメージの悪い動画が検索上位にあるのは観光PRの面で痛手だ。市観光振興課は「まず釧路に行きたいと思わせる動機付けが大事で、サイトの中にある動画は手段の一つ。欧米豪の富裕層がどんなキーワードで検索しているか、研究の余地がある」としている。

北海道新聞社

最終更新:6/17(土) 7:01
北海道新聞