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12万匹ホタル幻想的に 熊谷で今週末ピーク、夜の7時半頃から舞う

6/17(土) 7:30配信

埼玉新聞

 NPO法人熊谷市ほたるを保護する会の埼玉県熊谷市江南地区にあるホタル保護重点地区で、ホタル観賞の見頃を迎えている。保護重点地区は約30カ所あり、今年はいつもより1週間から10日遅れで、今週末にピークとなる見込み。期間中、約12万匹のホタルが舞う。
 
 同会会員らとともに、江南自治連合会(橋本弘会長)の住民らが水路の清掃、繁殖の見守りを続けている。近年、和田吉野川沿いや大里用水路での生息数が増え、2年前に12カ所だった保護重点地区は倍以上に増えた。
 
 今年は梅雨入り後も降水量が少なく、低温などの悪条件も重なり、例年よりホタルの発生が遅れた。ホタルの餌になるカワニナやホタルの幼虫が盗まれる被害が後を絶たないため、ホタルの乱獲防止策を強化。保護する会の小柴清さん(74)は「成虫はわずか1週間の命。抑止力になれば」と期待を込める。同会の杉田義勝さん(72)は、「夜の7時半から8時ごろに飛び交います。静かに観賞してほしい」と呼び掛ける。
 
 同会の女性会員6人は、保護活動資金を確保するために手作りジャムを500円で販売。ブルーベリーやユズなど、材料に使う9種類の果物は全て地元産だ。ラベルは世界的に著名なイラストレーターのこぐれひでこ氏の作品。こぐれさんは会員の小柴捷子さん(72)の妹で、ボランティアで協力しているという。

最終更新:6/17(土) 7:30
埼玉新聞