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リスにゾッコン?! 乙女な猫の幸せの瞬間 でも、かなわぬ恋

6/17(土) 10:07配信

sippo

「この頃、様子がおかしいんです。気づくと、『りすお』をじーっと見つめて。好き過ぎる感じ」

【写真特集】「りすお」と「うなぎ」

 見つめているのは、生後10カ月の保護猫「うなぎ」(♀)。大学生の深谷真有さん(21)の家で昨年飼い始めた八割れの美人猫だ。見つめられる相手は、シマリスの「縞りすお」。推定8歳(♂)。

 真有さんがいう。

 「都内で昨年生まれ、生後1か月でうちに来た『うなぎ』は、8月で1歳になります。人以上に、『りすお』のことが気になるようで、『ちゃんといるわね?』という感じで、しょっちゅう部屋に会いにいき、まるで彼女のようです(笑)。りすおを窓際で日向ぼっこさせている時も、きっちり見張っています」

 けれど、2匹の逢瀬は、いつもケージの金網越しだ。

「うなぎ」は「りすお」と遊びたがっているように見えるが、すばしっこい「りすお」が逃げ出す恐れがあるため、ケージから出すことはない。

 もっとも、家に「りすお」だけ1匹だった頃には、ケージから出して部屋で自由にさせることもあったという。

「以前の『りすお』は、カーテンレールに登っておやつを食べるなどしていました。でも、冬眠から目覚めたら、性格が急に変わっていた(笑)。ちょっと荒っぽくなったので、『うなぎ』がいてもいなくても、今はケージから出せないんです。「りすお」にも、ホントにいろいろなことがあって……」

「りすお」は3年前、真有さんの3人家族とともに地方のマンションから、現在の神奈川県の一軒家に引っ越してきた。「りすお」を飼い始めたのはその3年前だ。

 もともと「りすお」は真有さんの母親が、働いていた飲食店で“保護”した。どこからともなく現れ、母親は見つけた時「ネズミだ!」と思ったという。体が小さく、調理場にすぐ隠れてしまい、夜になってから、またひょっこり顔を出した。

「仕事が終わってから母が1時間半かけて捕まえ、店には置いておけないので、家に連れて戻ったんです。店でリスを逃がした人がいないか調べたり、近所に問い合わせをしたりしたんですが、手がかりはありませんでした」

 リスを動物病院に連れていくと、推定1~2歳といわれた。病院側でも飼い主探しを手伝ってくれたが見つからず、「もし家で飼えるなら、飼ってあげてはどうですか」と先生にもすすめられ、家で飼うことにしたのだった。真有さんが当時を振り返る。

「飼い始めた当初は、ハムスター用のケージで飼っていましたが、ストレスを感じたのか毛がたくさん抜けてしまいました。それで、シマリスの生態について猛勉強したんです。ケージを大きなサイズに替えて、えさにもこだわって。あまり見つめたり近づき過ぎたりせず、適度な距離を保って接するようにしたら、毛が生えてきました」

 家にきて2、3カ月経ち、毛がフサフサに生えそろった頃から、家族になつき始めた。安心して、真有さんや両親の肩にのったり、真有さんの手の中で寝てしまったりすることもあったという。

「新しく『うなぎ』を迎えたので、『りすお』が気にしないかな、怯えないかなと思ったけれど、私たちの心配をよそに、2匹は心を通わせていったように思います。『りすお』は前にストレスでひどく禿げたけど、うなぎに見つめられても一度も毛が抜けたことがないし、むしろ、『うなぎ』をちょっとからかって、下に見ているようなとこもある(笑)」

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最終更新:6/17(土) 10:49
sippo