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カンヌ常連監督・河瀬直美が語る「映画界で女性が活躍することはいばらの道」

6/17(土) 12:32配信

ELLE ONLINE

渋谷・ヒカリエホールで開催中の、働く女性を応援するイベント「ウーマン・イン・ソサエティ 2017」に映画作家の河瀬直美監督が登場した。

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現在公開中の映画『光』で今年のカンヌ国際映画祭で「エキュメニカル審査員賞」を受賞した、河瀬監督。セミナーのテーマである映画産業における女性の地位向上について、トークを展開した。

ケリング主催の「ウーマン・イン・モーション」のディナーでイザベル・ユペールと交流。今後女性が活躍するには「直接コミュニケーションをとることが大事」とし、「カンヌ70年の歴史でパルムドールを受賞した女性監督はジェーン・カンピオンだけ。あと69人は男性なんです」と現状を明かした。

フランスにおける女性監督の給与は、男性に比べて57%、というデータについて「衝撃的。これがアジア人監督だともっと低い。よくカンヌで『その予算でよく映画を撮るね。フランスならその3倍はするよ』と驚かれるんですが、ということはつまりギャラの水準も低いということ。私の場合はさらに奈良という場所で撮っていることもあり、いばらの道なんです」と語った。

最後に、来年11月にパリのボンピドゥーセンターにて6週間、『河瀬直美展』が開催されること、そして今年10月には『トスカ』で初の舞台演出で日本全国を回ることが発表された。

■「ウーマン・イン・ソサエティ2017」特設サイトはこちら
http://womeninsociety.elle.co.jp

■『光』オフィシャルサイト
http://hikari-movie.com

※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記

最終更新:6/17(土) 12:32
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